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おいしい給食

10月29日(木) 今日の給食

今日の給食は、牛乳、ご飯、プルコギトッパプ、トックスープでした。今日は「プルコギ」についてお話しします。プルコギは、韓国の代表的な肉料理の一つです。韓国語でプルは「火」、コギは「肉」という意味です。コチュジャンの入った甘口だれに薄切り肉を漬け込み、野菜などと一緒に炒めます。コチュジャンは、日本では唐辛子みそとも呼ばれ、韓国料理には欠かせない調味料の一つです。それから、スープに入っているおもちは、「トック」です。朝鮮半島のおもちのことで、日本のおもちのようにのびないのは、もち米ではなく、うるち米を使って作っているためです。煮たり焼いたりして料理に使われるほか、はちみつやあん等で甘く味付けしておやつとしても食べられます。

10月28日(水) 今日の給食

今日の給食は、ライスボール、牛乳、焼きうどん、いかナゲット、わかめサラダでした。今日は「ライスボール」についてお話しします。「ライスボール」って英語でおにぎりのこと?と思った人も多いのではないでしょうか。でも給食のライスボールは「パン」のことです。埼玉県産の米粉を使っていて、丸い形をしているから、「ライスボール」といいます。埼玉県産米50%と埼玉県産小麦も入った小麦50%を合わせて作られるのがこのライスボールというパンです。中央にはつぶつぶ感がある砂糖が入っていて、しっとり甘く、おいしいです。このパンは、埼玉県の学校給食の限定品です。

10月27日(火) 今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、カレイのレモン風味、大豆の磯煮、味噌汁でした。今日は「カレイ」についてお話します。カレイは、日本近海だけでも40種以上いるそうです。また、北海道から九州まで広く分布しているため、地方によって呼び名も味も旬もいろいろあります。「一般に左ヒラメ、右カレイ」といわれるように、一部を除いてカレイは右側に目がそろっています。ヒラメやカレイは生まれてから10日目ぐらいまでは普通の魚と同じように目は頭の左右にひとつずつあり、背びれを上にして泳いでいます。ところが体長10ミリ前後に成長すると眼の移動が始まり、30日目ごろで左眼は背ビレの上へ移動します。40日目には目の移動が完了し、親と同じように白い裏側を下にし,海底 生活をする形になるそうです。

10月26日(月) 今日の給食

今日の給食は、ココア揚げパン、牛乳、武蔵野スープ、ブロッコリーサラダでした。今日は「さつまいも」についてお話します。日本には徳川家康が江戸幕府を開いた翌年の1604年に中国から琉球に伝わったとされています。その後、種子島に伝わり、1700年代初めに薩摩藩が栽培を始めるようになりました。1732年の「享保の大飢饉」のとき、さつまいもが江戸幕府の目にとまり、徳川吉宗によって起用され、青木昆陽らによって江戸にも広まったとされています。関東では薩摩藩から伝わった芋なので「薩摩芋」と呼ばれるようになりました。さつまいもの収穫は8月から11月くらいまでです。今日は旬のさつまいもが入った「武蔵野スープ」でした。

10月23日(金) 今日の給食

今日の給食は、ハッシュドビーフ、牛乳、フルーツ杏仁でした。今日は「ハッシュドビーフ」についてお話します。その名前から西洋料理かと思いますが、実はれっきとした日本生まれの西洋風料理です。薄切りの牛肉と玉ねぎを油で炒め、塩、こしょう、ワイン、トマトケチャップ、デミグラスソースなどを入れて煮込んで作ります。今日の給食では、和牛を使い、じゃがいもや人参、マッシュルームなども加えて作りました。和牛は昔から日本で改良されてきた日本特有の牛のことをいいます。日本人好みの柔らかい霜降り肉が特徴です。和牛は大変高価なため、日ごろの給食で食べることはできませんが、販売促進のための政府からの補助金により、今回、いつもの給食費で食べることができるようになりました。

10月22日(木) 今日の給食

今日の給食は、野菜ラーメン、牛乳、キャラメルポテトでした。今日は「キャラメルポテト」についてお話します。今日のポテトはさつまいもです。英語では「スイートポテト」といいます。直訳すると「甘いいも」ですね。今日はその甘いさつまいもをからっと揚げ、砂糖とバターと生クリーム、水をじっくり加熱し、とろーっとなったら、キャラメルソースをかけて、さらにアーモンドスライスをちらしてできあがりです。給食では、イモ類や種実類を多く取り入れる必要があるので、味付けも工夫して出すようにしています。

10月21日(水) 今日の給食

今日の給食は、栗ご飯、牛乳、ハタハタの唐揚げ、豚汁、かきでした。今日は「柿」についてお話します。柿は秋の代表的な果物ですね。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまってできたそうです。奈良時代から栽培されている柿は、甘柿、渋柿をあわせて1000種類もあるそうです。今では、アジアやヨーロッパなどの海外でも「かき(kaki)」の名前が通用します。柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくする効果があります。また、カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。

10月20日(火) 今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、お浸し、すまし汁でした。今日は「さば」についてお話しします。「さば」といってもいろいろな種類のさばがあります。「まさば」「関さば」「岬さば」などほかにたくさんあります。まさばは春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」とよばれています。さばは昔から栄養が豊富だと言われています。さばにはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。特にDHAは脳や神経の機能を活性化させる働きがあると言われています。今日はその栄養たっぷりのさばを味噌煮にしました。

10月19日(月) 今日の給食

今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、ベジタブルスープでした。みなさんが大好きなカレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べました。

10月16日(金) 今日の給食

今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、手作りコロッケ、ボイルキャベツ、ウインナーとレンズ豆のスープでした。コロッケはもともとフランス料理の付け合わせの「クロケット」がもとになっています。クロケットとはフランス語で「パリパリした・・・」という意味です。フランスのクロケットは肉や魚介類、卵、野菜まどをホワイトソースなどと混ぜ、パン粉をつけて揚げたクリームコロッケのようなものです。日本ではコロッケというとじゃがいもが入ったものが一般的です。大正時代末期に安くて庶民的なものということであっという間に日本全国に広まり、「コロッケの唄」もつくられるほどでした。今日はじゃがいも、豚肉、たまねぎに脱脂粉乳を混ぜ、1個1個丸めて揚げた栄養いっぱいのコロッケを出しました。

10月15日(木) 今日の給食

今日の給食は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、牛すき焼き、ひなちゃんの卵焼き、もやしとほうれん草のお浸しでした。今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、市民の日の献立があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。今年は、鴻巣で採れたお米のこうのとり伝説米のご飯と埼玉県産の牛肉と鴻巣産のねぎを使ったすき焼き、鴻巣のマスコットのひなちゃんの焼き印のついた卵焼きを出しました。

10月14日(水) 今日の給食

今日の給食は、鶏五目ごはん、牛乳、ししゃもの磯部フライ、きのこの味噌汁、りんごでした。今日は、秋が旬の果物、りんごについてお話しします。りんごは、たくさんの栄養が含まれていて、欧米では昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われてきました。代表的な栄養には、体の塩分量を調整してくれる「カリウム」、骨や歯の材料になる「カルシウム」、貧血を予防してくれる「鉄分」、ストレスに強くしてくれたり、血液や皮膚を健康に保ってくれる「ビタミンC」などがあります。

10月13日(火) 今日の給食

今日の給食は、肉汁うどん、牛乳、野菜炒め、おにまんでした。今日は、おにまんについてお話しします。
おにまんは、角切りにしたさつまいもを、まんじゅうの生地に混ぜて蒸してつくった和菓子です。主に愛知県などの東海地方でよく見られます。おにまんの名前の由来は、表面にいくつもさつまいもの角切りが、見える様子がゴツゴツしていて、おにや、その金棒を連想させること、また戦前は今より黒っぽい色で、おにのような不気味さがあったことなどといわれています。

10月12日(月) 今日の給食

今日の給食は、挽肉ともやしのあんかけ丼、牛乳、チンゲン菜のスープ、ハニーピーナッツでした。今日は、もやしについてお話しします。「もやし」は、実は植物の名前ではなく、豆、米、麦、野菜の種を水に浸し、日の光に当てずに芽を出させた、若い芽のことをさす名前です。最も一般的なものは、緑豆という小さな緑色の豆から作る緑豆もやしで、ほかに大豆から作る大豆もやしなどがあります。見た目は、か弱いイメージですが、豆にはないビタミンCなどの栄養が含まれています。

10月9日(金) 今日の給食

今日の給食は、山形食パン、牛乳、鮭のマリネ、キャベツソテー、ミネストローネでした。明日、10月10日は、「目の愛護デー」です。最近では、スマホやパソコンを使うことが多くなり、目が疲れている人が多いのではないでしょうか。目の疲れがひどくなると、頭痛・肩こり・腰痛などの症状も出てきます。栄養と睡眠を十分にとり、生活の中で目を休める工夫をしましょう。今日の給食では、明日の「目の愛護デー」にちなみ、目によい食べ物をたくさん取り入れました。ブルーベリージャムの黒や紫色は「アントシアニン」といい、鮭の赤色は「アスタキサンチン」といい、どちらも目の疲れをとってくれます。また、にんじんや、トマトなどの緑黄色野菜は、「カロテン」が多く、目が悪くなるのを防いでくれます。目の働きを助けてくれる食品を食べて、目を大切にしましょう。

10月8日(木) 今日の給食

今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、角型チーズでした。今日は、チーズについてお話します。チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋でつくった水筒に乳を入れ、ラクダの背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。その白い固まりを食べてみるとそれはおいしくて何ともいえない味でした。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは、牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。

10月7日(水) 今日の給食

今日の給食は、牛乳、ご飯、さんまの辛味焼き、炒り鶏、小松菜の味噌汁でした。今日は炒り鶏についてお話します。炒り鶏は、筑前煮、がめ煮とも呼ばれています。お正月やお食い初めなどのお祝いや普段のおかずに大活躍のおかずです。今日の給食では、鶏肉にしょうゆと酒で下味をつけ、油で炒め、にんじん、さといも、たけのこ、こんにゃく、しいたけと一緒にしょうゆや砂糖で煮含め、青みにさやいんげんを加えて作りました。たっぷりの根菜に鶏肉のうま味がしみこんだ炒り鶏は、白いごはんとの相性が抜群です。

10月6日(火) 今日の給食

今日の給食は、きつねうどん、牛乳、根菜のさっぱり炒め、冷凍パインでした。今日は根菜のさっぱり炒めの中の「れんこん」についてお話しします。れんこんは、包丁で切ると、その断面は、穴が開いています。そのことから、見通しがきくということで、お正月料理やお祝い料理などでよく、れんこんが登場します。れんこんには、ビタミンCや食物繊維が多く、体の免疫力をアップさせてくれます。根菜のさっぱり炒めには、にんじん、切り干し大根、茎わかめなどが入っています。よく噛むことで歯が丈夫になります。

10月5日(月) 今日の給食

今日の給食は、メキシカンライス、牛乳、照り焼きチキン、豆サラダでした。今日はメキシカンライスについてお知らせがあります。メキシカンライスに使用予定であったトマト缶に、不具合がある可能性があったため、トマト缶の使用を中止し、一部食材を予定献立から変更いたしました。ご迷惑、ご心配をおかけし申し訳ございません。今後のトマト缶については別のメーカーのものを使用いたします。よろしくお願いいたします。

10月2日(金) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、和風ハンバーグ、ポテトきんぴら、大根の味噌汁でした。きんぴらの語源は、江戸の伝統芸能である人形浄瑠璃、「金平浄瑠璃」の主人公「坂田金平(さかたのきんぴら)」の名に由来します。坂田金平は金太郎の息子という設定で、非常に強くて勇ましい武勇伝として語られていました。ゴボウの歯ごたえや精がつくところ、また唐辛子の強い辛さが坂田金平の強さに通じることから、「きんぴらごぼう」という名の料理が生まれました。また、同じ作り方で、レンコンやにんじん、大根の皮などを材料にした料理も「きんぴら」と呼ばれるようになりました。

10月1日(木) 今日の給食

今日の給食は、はちみつパン、牛乳、満月オムレツのケチャップソースかけ、カリフラワーサラダ、白花豆のクリームスープ、お月見ゼリーでした。10月1日は中秋の名月「十五夜」です。今日は十五夜についてお話します。お月見とは、1年の中で最も空が澄みわたる、旧暦の8月に、美しく、明るい月を眺める行事のことで「十五夜」とも言います。お月見が広まったのは、平安時代からです。月を見ながら、お団子を食べていたといわれています。また、十五夜が一般的になったのは、江戸時代に入ってからで、お米や野菜の収穫を喜び、感謝する日であったといわれています。給食では、十五夜をイメージして、満月の形のオムレツを出しました。

9月30日(水) 今日の給食

今日の給食は、五目栗おこわ、牛乳、さんまの甘露煮、なめこの味噌汁、巨峰でした。今日は「栗」についてお話します。栗は、9月から10月ごろが旬の食べ物です。日本では、縄文時代から食べられていたとされています。栄養は、体の調子をととのえてくれるビタミンC、体内の塩分の量を調整してくれるカリウム、おなかの掃除をしてくれる食物繊維が多く含まれています。
また、「巨峰」も、今が旬の果物です。ほかの種類のぶどうに比べると実が大きいことから、「ぶどうの王様」と呼ばれています。皮の紫色が濃く、ツヤツヤしていて、食べると甘くて上品な味がします。

9月29日(火) 今日の給食

今日の給食は、コスタリカライス、牛乳、コンソメスープ、冷凍りんごでした。今日は、「コスタリカライス」についてお話します。「コスタリカ」というのは、地球の反対側の南米にある小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありませんが、コスタリカの家庭料理を給食用にアレンジしました。コスタリカは、暖かい国なので、カレー粉や唐辛子などの香辛料をよく使います。給食でも、鶏肉、大豆、3色のピーマンを、ケチャップとカレー粉で煮込んで作りました。

9月28日(月) 今日の給食

今日の給食は、ツイストパン、牛乳、きのこスパゲティ、枝豆フリッター、イタリアンサラダでした。今日の「きのこスパゲティ」には、「しめじ」、「えのきたけ」、「マッシュルーム」、「エリンギ」の4種類のきのこが使われています。きのこは、一年中お店で買うことが出来ますが、本来秋が旬の食べ物です。栄養は、食物繊維が多く含まれています。便秘を予防するほか、噛みごたえがあるので、噛む力をつけるためにも最適です。

9月25日(金) 今日の給食

今日の給食は、こぎつね寿司、牛乳、いわしのカリカリフライ、すまし汁、冷凍パインでした。今日はこぎつね寿司についてお話します。「こぎつねずし」は、稲荷神の使いであるきつねの好物に由来するといわれています。古くから、きつねの好物は、ねずみを油で揚げたものとされていました。そのことから、ねずみの代わりに豆腐の油揚げが稲荷神に供えられるようになり、豆腐の油揚げがきつねの好物とされるようになりました。給食では小さく切った油揚げを酢飯に混ぜ込んで作っているので、「こぎつねずし」という名前にしています。

9月24日(木) 今日の給食

今日の給食は、担々豆腐麺、牛乳、にら饅頭、千草炒めでした。「担々豆腐めん」は、担々麺に、たんぱく質たっぷりの豆腐を入れた、給食のオリジナル料理です。そこで今日は、この料理のもとになった「担々麺」についてお話します。担々麺は、中国で生まれた料理です。「担」という漢字は、「担ぐ」という意味で、もともと天秤棒を使い、片方に七輪と鍋、もう片方にめんや調味料をつるし、それを担いで売っていたことが名前の由来になっています。ラー油を使った辛い味付けが特徴ですが、給食では辛くなり過ぎないようにアレンジしました。

9月23日(水) 今日の給食

今日の給食は、肉丼、牛乳、きゅうりの漬物、なすの味噌汁でした。

今日は「きゅうり」についてお話しします。きゅうりは95%以上が水分で、栄養価よりもシャキシャキした歯切れの良さやみずみずしさを味わう野菜といわれます。選ぶ時には全体にハリがあり、表面の緑色が濃いものを選びましょう。多少、曲がっていても問題ありませんが、できるだけ太さが均一のものが良いです。最近ではイボイボのない品種もありますが、イボがあるものはとがっていて触ると痛いくらいの方が新鮮です。
給食では、きゅうりの漬物が肉丼に添えられていて、良いアクセントになります。

9月18日(金) 今日の給食

今日の給食は、はちみつパン、牛乳、チリコンカン、グリーンサラダでした。今日は「チリコンカン」についてお話しします。 チリコンカンはスペイン語で肉入り唐辛子を意味します。アメリカ南部のテキサス州やメキシコが発祥の料理です。チリコンカンは、水に戻した豆を柔らかくなるまで煮て、ひき肉、玉ねぎ、トマトやチリパウダーを加え、煮込んだものです。学校では大豆がたくさん入っていて、不足しがちな栄養素である鉄分、カルシウムが豊富に摂れます。

9月17日(木) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、赤魚の西京焼き、肉じゃが、ちゃんこ汁でした。今日は「ちゃんこ汁」についてお話しします。ちゃんこ汁はその名のとおり力士が相撲部屋で作る『ちゃんこ鍋』のように、旬の野菜やお肉がたっぷりと入った具だくさんの汁物です。味付けは、みそやしょうゆ、塩などバラエティー豊かです。学校で作る「ちゃんこ汁」は、だしをきかせてしょうゆと塩で、薄味に仕上げましたが、たくさんの具から栄養とうまみがたくさんでています。

9月16日(水) 今日の給食

今日の給食は、ジャンバラヤ、牛乳、オムレツ、クラムチャウダーでした。今日は「ジャンバラヤ」についてお話しします。ジャンバラヤはアメリカ南部のルイジアナ州の料理です。ジャンバラヤはスペイン料理のパエリアが起源とされています。チリパウダーやカレー粉などの香辛料をきかせたトマト味の炊き込みご飯です。地域によっては、ルウで味付けをしているところもあります。一般的なジャンバラヤは、鶏肉・ウインナー・えび・セロリ・たまねぎなどが入っています。

9月15日(火) 今日の給食

今日の給食は、なめこおろしうどん、牛乳、薩摩芋と大豆の甘辛揚げ、冷凍パインでした。今日は「なめこ」についてお話しします。なめこの特徴として「ぬめり」があります。このぬめりは害虫や寄生虫などから身を守るためのものだと言われています。なめこは全体の92%以上が水分であるため、低カロリーです。なめこと大根おろしは相性がよく、食べ物の消化を助けたり、おなかのお掃除をしてくれたりします。今日の大根おろしとなめこが入ったなめこおろしうどんは食欲が落ちたときや暑い時期にぴったりの食べ物です。

9月14日(月) 今日の給食

今日の給食は、中華丼、牛乳、ほうれん草とあさりのスープでした。中華丼はラーメン屋や中華料理屋、食堂、ファミレスなどでもメニューにあるよく知られた料理です。名前に「中華」と入っていますが、実は中華丼は日本発祥の料理です。なので日本でも本格的な中国料理店ではメニューに入っていないこともあります。中華丼は広東料理の八宝菜をごはんの上にのせたようなものですが、発祥は料理屋のまかない料理とか、お客の要望だとかいくつかの説があります。どちらにしても昭和初期に関東から広まったようです。

9月11日(金) 今日の給食

今日の給食は、食パン、牛乳、チョコクリーム、ホキの香草焼き、青菜とコーンのソテー、オニオンスープでした。今日はスープにたっぷり入っている「たまねぎ」のお話です。たまねぎは4月から6月には生で食べられる新たまねぎの旬があり、10月には炒めて甘みの強く出るものが出回ります。たまねぎには独特の辛味と香りがあります。この成分には、食欲を増進させたり、疲れをとったり、血液をサラサラにしたりする働きがあります。今日は調理員さんたちが涙を流しながら、一生懸命、25キロ(約 100個)のたまねぎを1個1個皮むきをしました。そしてじっくり炒めて甘みをしっかり出してスープを作りました。

9月10日(木) 今日の給食

今日の給食は、枝豆じゃこごはん、牛乳、厚焼き玉子、相性汁、冷凍みかんでした。「相性汁」とは、和食の「かつおだし」「みそ」と洋食の「ベーコン」「牛乳」が相性良く混ざり合った汁物です。牛乳が入ることによって、普通のみそ汁よりコクが出ます。今日の相性汁には6種類の具(ベーコン、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、ねぎ、豆腐)にかつおとさばからとっただし汁、牛乳、白みそが入っています。

9月9日(水)今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、さんまのかば焼き、切り干し大根サラダ、ピリ辛味噌汁でした。今日は「さんま」についてお話します。さんまは漢字で書くと「秋」「刀」「魚」という3つの漢字になります。さんまが秋が旬で、形が刀のように鋭く、細長い魚なのでこの漢字があてられました。脂がたっぷりのった秋のさんまには栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていました。筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらに、脳を刺激し、記憶力がよくなる働きがあるDHAも含まれています。

9月8日(火) 今日の給食

今日の給食は、野菜ラーメン、牛乳、カレーポテト、ミニトマトでした。今日は「ラーメン」についてお話します。中国で1500年ほど前、小麦粉をねってひも状にしたものをスープで煮たり、スープに浮かせたりして食べていたのが、ラーメンの始まりといわれています。日本でいちばん最初にラーメンを食べた人は、水戸黄門で有名な水戸光圀だそうです。それから、約200年後の明治時代になってから浅草に日本で最初のラーメン屋が誕生したといわれています。その後、日本人の好みのスープやめんのコシにこだわり、100年が過ぎていった結果、本場の中国にない、日本独特の「ラーメン」に変化していきました。今ではラーメンが生まれた国である中国に日本食として日本のラーメンが逆に広まっているそうです。

 

9月7日(月) 今日の給食

今日の給食は、こうのとり伝説米、牛乳、かつおフライ、茎わかめの金平、厚揚げときのこの味噌汁でした。今日は「まごは(わ)やさしい」についてお話します。「まごわやさしい」は、ある食べものの頭文字を集めた言葉です。「ま」は大豆などの豆類や豆腐などの豆から作られるものを表します。「ご」はごま、「わ」はわかめなどの海藻類、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのきのこ類、「い」はいも類のことをいいます。この「まごわやさしい」の食べものは、かみごたえがあり、昔から日本で食べられているもので、和食に欠かせないものばかりです。また、「まごわやさしい」食べものを組み合わせると、体をつくる「たんぱく質」、胃腸の調子を整える「食物繊維」やかぜなどの病気から守ってくれる「ビタミン」や「ミネラル」をバランスよく食べることができます。今日の給食には「まごわやさしい」の頭文字がつく食べものがたくさん使われています。

9月4日(金)今日の給食

今日の給食は、コッペパン、ラフランスジャム、牛乳、鶏肉のパプリカージュ、こふき芋、ウインナーとレンズ豆のスープでした。今日は「ラフランス」についてお話をします。梨は、「日本梨」と「中国梨」、「洋梨」の3つに大きく分けられます。ラフランスは、洋梨です。原産地は、その名前の通りフランスで、日本へは明治時代に伝わりました。昭和時代の後半ごろから、広く栽培されるようになり、今では、日本で栽培されている洋梨の代表品種になりました。収穫時期は秋です。甘味の中にほんのりと酸味があり、果汁をたくさん含み、とろけるような口あたりです。甘味、香りともによいので、生のままでも、今日のようなジャムに加工してもおいしくいただけます。

9月3日(木) 今日の給食

今日の給食は、夏野菜カレーライス、牛乳、フルーツ白玉でした。今日はフルーツに入っている「白玉」についてお話します。白玉は「白玉粉」と呼ばれるもち米を粉にしたもので作ったお団子です。寒さが厳しい冬に白玉粉作りが行われていたので、別の名前で「寒晒し粉」と呼ばれます。白玉粉は室町時代や鎌倉時代ごろに中国から伝わっていたようですが、一般的に広まったのは江戸時代ごろといわれています。江戸時代になると、砂糖やもちなどの和菓子が庶民の間でも食べられるようになり、それにともなって白玉粉も普及していったようです。白玉粉から作られる白玉は、特に夏を代表する和菓子として江戸時代の庶民に親しまれていたようです。

9月2日(木) 今日の給食

今日の給食は、ひじき豆ごはん、牛乳、ししゃもの南蛮漬け、大根の味噌汁、冷凍みかんでした。今日はひじきについてお話しします。ひじきは色が黒く、細長く、食べるとぼそぼそしていて、味もあまり特徴がありません。しかし、ひじきには、骨や歯をつくるカルシウム、血液をつくる鉄分、腸の働きを助ける食物繊維などが非常に多く含まれています。油揚げや鶏肉などと炊き合わせるとおいしくなるひじきです。今日の給食は、ひじきを大豆、油揚げ、にんじんと一緒にしょうゆ、砂糖などで煮た具の入った炊き込みご飯です。三重県のひじき協同組合では、このひじきをもっと食べて、健康に長生きしてほしいという願いを込めて9月の敬老の日をひじきの日として制定しました。

9月1日(火) 今日の給食

今日の給食は、田舎うどん、牛乳、野菜炒め、黒糖蒸しパンでした。黒糖蒸しパンは、ホットケーキミックスに黒砂糖を混ぜて黒豆をいれて蒸して作りました。黒糖は、さとうきびの汁をしぼって、そのまま煮詰めた黒砂糖で、主な成分は上白糖と同じで、炭水化物です。上白糖に比べるとカルシウムやリン、鉄などの無機質が豊富です。黒豆は、黒大豆のことで、大豆とおなじように畑の肉と呼ばれるほどみなさんの成長に必要なたんぱく質、カルシウム、鉄を多く含んでいます。皮が黒いのが大豆と異なる特徴で、アントシアニンという成分で黒くなっています。アントシアニンは目の疲れを回復させる効果があります。

8月31日(月) 今日の給食

 

今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー茄子、五目スープ、ミックスナッツでした。8月31日は、野菜の日です。今日の給食は、夏野菜のたくさんとれるマーボーなすを出しました。なすは、「なす紺」といわれる独特の美しい色を特徴とする夏から秋が旬の野菜です。他の野菜と比べて、栄養素の面では目立った成分は含まれていませんが、最近は、がん予防に有効な成分があることで脚光を浴びています。料理の面では、和・洋・中のどんな料理にも合い、飽きずに食べられのが利点です。特に油との相性がよいため、食欲も体力も減退する夏には、炒めたり揚げたりして、油脂をうまくとることができます。マーボーなすは、なすを油で炒め、挽き肉と野菜を炒めたピリ辛みそとあわせて作りました。

8月28日 今日の給食

今日の給食は、黒パン、牛乳、おさかナッツ、ワンタンスープでした。今日は、カシューナッツについてお話しします。カシューナッツは、インド、アフリカ、ブラジルが産地で、そのまま食べるか、お菓子の材料として使われることが多いようです。その他、料理の炒め物などに利用されます。給食では、“鶏肉とカシューナッツの炒め物”という料理や今日の給食の“おさかナッツ”という料理の中に入っています。カシューナッツには、疲れをとったり、おなかの調子をととのえたりする働きがあります。また、若返りのビタミンと言われているビタミンEも含まれています。

8月27日(木) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、あじの塩焼き、ゴーヤーチャンプルー、じゃがいもの味噌汁でした。今日は「ゴーヤー」についてお話します。ゴーヤーは、もともと、沖縄で誕生した野菜で、特別に、「島野菜」とよばれています。島野菜のきまりは、昔から食べられていること、郷土料理に多く使われていること、沖縄の気候と風土に合ってよくとれることの3つです。ゴーヤーには、1本につきレモン約2個分、ほうれん草の約2倍に相当する豊富なビタミンCが含まれています。疲労回復の働きもあるため、残暑を乗り切るためにも、沖縄から生まれたゴーヤーを食べて、元気に過ごしましょう。

8月26日(水) 今日の給食

今日の給食は、キムチチャーハン、牛乳、春巻、大根としめじの中華スープ、梨でした。今日は旬の果物、「梨」についてお話します。なしは、埼玉県でもたくさん生産されており、埼玉県で作られたオリジナルの品種「彩玉」があります。梨には独特のシャリシャリとした食感がありますが、この食感の秘密は梨の細胞にあります。梨の細胞には細胞の壁が厚みを増した石細胞というものがあります。この石細胞が口の中で噛むことで壊され、シャリシャリとした食感が生まれるというわけです。

 

8月25日(火) 今日の給食

今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、アセロラポンチでした。今日は「アセロラ」についてお話しします。アセロラは、さくらんぼに似た形の果物です。南の島で昔から食べられていたそうです。日本では、ほとんどが沖縄で収穫されます。アセロラは、ビタミンCが多く、レモンの約18倍あります。ビタミンCは皮膚を強くし、病気になりにくい体をつくる働きがあります。

8月24日(月) 今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、豚肉と厚揚げのオイスター炒め、わかめトマトスープでした。今日はスープに入っている「トマト」についてお話しします。トマトは夏の代表的な野菜のひとつです。トマトにはとりすぎた水分を体の外に出してくれる「カリウム」がたくさん入っています。また、トマトの赤い色は「リコピン」という色素です。リコピンは抗酸化作用という老化を遅らせる成分です。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を防いでくれたりします。ヨーロッパでは「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われているように、トマトを食べると病気にかかりにくくなって医者に行く必要がなくなり、医者が困って青くなるという話もあります。そんな栄養満点のトマト入りわかめスープ、暑い夏におすすめです。

 

8月21日(金) 今日の給食

今日の給食は、チキンライス、牛乳、チーズオムレツ、彩り野菜スープ、マスカットゼリーです。今日は「チーズ」についてお話しします。チーズは、牛乳を固めてから水分をとりのぞいたものです。ですので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと、牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは、牛乳の約6倍、たんぱく質は、牛乳の約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養をとることができます。今日から2学期の給食が始まりました。毎日の給食をしっかり食べて、暑さに負けない体をつくりましょう。

7月29日(水)今日の給食

今日の給食は、カレーピラフ、牛乳、チキンナゲット、枝豆のクリームスープ、アセロラゼリーでした。今日は「枝豆」についてお話します。枝豆は、大豆が熟す前の若い豆のことです。7月から9月ごろ一年で一番おいしい「旬」の時期を迎えます。栄養は、畑の肉といわれるほど良質のたんぱく質に富んだ大豆と同じく、たんぱく質が多く含まれています。また、糖質、脂質、ビタミンB1、B2、カルシウムが豊富に含まれ、さらに大豆にはないビタミンCも多く含まれています。今日は、枝豆をすりつぶして、クリームスープにしました。

7月28日(火)今日の給食

今日の給食は、ごまあじうどん、牛乳、小松菜とひじきの炒め物、いかのにんにくしょうゆ焼き、冷凍りんごでした。今日は「いか」についてお話しします。いかの仲間は世界に450種類ほどいて、体長わずか25mmのヒメイカというものから、15mを超えるダイオウイカという種類まで、その形や大きさは様々です。栄養は、体をつくるもとになる たんぱく質が多く含まれています。また、タウリンという成分が多く含まれています。タウリンには、体の疲れをとってくれる働きがあるといわれています。

7月27日(月)今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、家常(ジャージャン)豆腐、わかめスープ、ハニーピーナッツでした。今日は「家常豆腐」についてお話しします。家常豆腐は、マーボー豆腐と同じく、中国四川省で生まれた料理です。今では、中国のどこの家庭でも食べられている一般的なメニューで、厚揚げと好みの野菜を炒めて作ります。「家常」とは、「家庭でいつも食べる」という意味です。中国ではあまりにも当たり前すぎる料理なので、決まったレシピが存在しないと言われています。今日は、厚揚げの他に、キャベツ、にんじん、たけのこ、ピーマンなどたくさんの野菜を入れて、栄養バランスも彩りもよくなるようにしました。

7月22日(水)今日の給食

今日の給食は、豚肉とあさりの炊き込みごはん、牛乳、厚焼き玉子、相性汁、冷凍みかんでした。今日は「冷凍みかん」についてお話します。「みかん」は、秋から冬にかけて収穫される果物です。収穫されたものから、特に甘いものを冷凍みかんとして加工します。おいしくて手軽に食べられるみかんを、冬だけでなく食べられるようにと考えられたそうです。1955年小田原駅の売店で販売されるようになったのが始まりといわれています。みかんは、皮をむいてそのまま食べるので、実を洗うこともありません。そのため、水や光に弱いビタミンCなども無駄なくとることができます。

7月20日(月)今日の給食

 今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、コーンクリームスープでした。

 今日は「ハンバーガー」についてお話しします。ハンバーガーは、アメリカ合衆国を代表する国民食です。バンズと呼ばれる特殊なパンに、ミートパティと呼ばれる味がついたひき肉などを挟んだ食べ物です。日本では、バンズで挟んであれば、肉以外の具材を挟んだものも、ハンバーガーと呼ばれることも多くあります。バーガーにはレタスやトマト、オニオンなどを挟んで食べてもおいしく食べられます。
 給食のこどもパンはスライスカットされているので、ハンバーグやキャベツを挟んで食べてもおいしく食べられます。

7月17日(金)今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、あじのスタミナ焼き、肉じゃが、なすの味噌汁でした。あじは世界中で食べられている魚です。1年中水揚げされますが、春から初夏に最も多く獲ることができます。脂がのっていて、うまみが多い魚なので、味が良いから鯵という名前が付けられたともいわれています。
 日本では、刺身や寿司、干物にして食べますが、外国でもマリネやフライなど様々な料理に使われています。本日の給食では、あじのスタミナ焼きが出ました。

7月16日(木)給食

今日の給食は、キャロットピラフのホワイトソースかけ、牛乳、ごぼうサラダ、青のり小魚でした。頭からしっぽまですべて食べることができる小魚は、骨ごと食べることができるので、骨や歯を作るカルシウムをたくさん摂ることができます。このカルシウムは、体に吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンDを一緒に摂ると、吸収されやすくなります。魚のおなかや皮にはビタミンDが含まれるので、魚を丸ごと食べると、カルシウムを無駄なく摂ることができます。今日の献立は子どもたちに人気のメニューでした。

7月15日(水)今日の給食

今日の給食は、黒パン、牛乳、トマトスパゲティ、オムレツ、イタリアンサラダでした。スパゲティは、イタリアの代表的なパスタのひとつです。パスタは、小麦粉でつくった麺で、代表的なものは、マカロニ、スパゲティ、ヌードル、ニョッキなど、生パスタもあります。一般的には、乾燥パスタが多く使われています。イタリアの港町ナポリで好まれているスパゲティナポリタンは、有名です。料理の名前の付け方には、地名をとったものや、材料名をつけたものなどがあります。今日の給食のスパゲティは、トマトをたくさん使ったスパゲティなのでトマトスパゲティと名付けました。とてもよく食べていました。

7月14日(火)今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、赤魚のねぎみそ焼き、いんげんのごま炒め、ちゃんこ汁でした。いんげんの正式名は「インゲンマメ」の緑色の若いさやの「さやいんげん」のことです。インゲンという名前の由来は江戸時代に日本にこの野菜を伝えたのが隠元和尚と言われているからです。さやいんげんは、ごま和え小やお浸し、みそ汁、煮物と、いろいろな料理に使われます。ミネラル、ビタミン、食物繊維が多く含まれて、緑黄色野菜に分類されます。リジンやアスパラギン酸という成長に必要なアミノ酸も含まれています。この栄養素は、夏バテの予防や疲労回復に効果があります。

7月13日(月)今日の給食

今日の給食は、はちみつパン、牛乳、鶏肉のマスタード煮、こふき芋、コンソメスープ、冷凍黄桃でした。主菜は鶏肉を粒マスタードで味付けして、煮た「鶏肉の粒マスタード煮」という料理です。マスタードは「からし」のことで、からしには、「和がらし」と「洋がらし」があります。「洋がらし」は、「マスタード」とも呼ばれています。どちらもアブラナ科の「カラシナ」の種を原料にしてつくります。今日使っているからしは、粒マスタードで、まろやかな辛味があります。からしは、食べたものの消化を助け、新陳代謝を活発にする働きがあり、またこの辛味の成分が腹痛を起こす悪い菌をやっつけてくれます。暑くなり食欲が落ちるこの時期にぴったりの料理です。

7月10日(金)今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、フェイジョアーダ(ブラジル料理)、コールスローサラダです。今日のフェイジョアーダは、ブラジルの代表的な料理です。ブラジルではフェイジョンというインゲン豆の仲間の豆と豚肉や牛肉を一緒に煮込みます。給食では豚肉と一緒に大豆や野菜を煮込んで作ります。ブラジルは日本の反対側にある遠い国で、サッカーでも有名な国です。フェイジョアーダは、お家ではなかなか出てこない料理だと思います。少しピリ辛ですが、食欲がそそられる料理です。

7月9日(木)今日の給食

今日の給食は、海鮮ピリ辛ラーメン、牛乳、千草炒め、冷凍パインでした。パインについてお話しします。「パイン」は英語で「松」、「アップル」は「りんご」のことをいいます。果物の形が松ぼっくりに似ていて、りんごのような甘い香りがするとことから「パイナップル」と呼ばれるようになりました。原産国は、中南米といわれています。現在では、日本でも平均気温が20℃以上の沖縄県をはじめとする地域で栽培されるようになりました。パイナップルには、“ブリメリン”というたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、胃もたれを防ぎ、消化を助ける効果があります。また、肉といっしょに料理をすると、この酵素の働きでお肉料理をやわらかく作ることができます。

7月8日(水)今日の給食

今日の給食は、沖縄県の郷土料理で、じゅうしい、牛乳、きびなごカリカリフライ、ゴーヤーチャンプルーでした。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。「ジューシー」とは「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全て混ぜご飯の総称として「ジューシー」と呼んでいます。区別して呼ぶときは、炊き込みご飯を「クファジューシー」、雑炊を「ヤファラジューシー」というそうです。沖縄は、豚肉や海藻をたくさん食べている県として有名です。ジューシーにも豚肉、昆布が入っています。豚のゆで汁を入れ、つややかにご飯を炊きあげるのが特徴で、ご飯にコクとうま味が加わります。

7月7日(火)今日の給食

今日の給食は、こうのとり伝説米、牛乳、いかのねぎソース、大豆の磯煮、七夕汁、ぶどうゼリーでした。七夕汁は七夕にちなんだ汁物です。おつゆの中でそうめんが天の川を表し、麩と緑色のオクラでお星様を表しています。この時季、オクラは旬を迎えます。オクラのぬめりには脳の働きを活発にし、免疫を高める働きがあります。また、疲れをとったり、お腹の調子を整える働きもあります。

7月6日(月)今日の給食

今日の給食は、クルーリ風セサミパン、牛乳、ムカサ、レヴィシアスーパ、冷凍みかんでした。今年は東京でオリンピックが開催される予定だったので、今日は第1回オリンピック開催国のギリシャ料理を集めてみました。クルーリとはギリシャでよく食べられるパンです。現地ではゴマがたくさんついているリング状のパンです。ムサカはなすのグラタンです。なすやじゃがいもとミートソースやベシャメルソースを重ねて焼きます。レヴィシアスーパはギリシャ語で「レヴィシア」がひよこ豆、「スーパ」がスープのことでひよこ豆を使ったスープです。

 

7月3日(金)今日の給食

今日の給食は、夏野菜カレーライス、牛乳、フルーツポンチでした。。夏野菜カレーはかぼちゃ、とうもろこし、枝豆などが入っています。夏野菜には、夏の太陽をたっぷり浴び、ビタミンやミネラルなどの栄養をたくさん蓄えていて、わたしたちの体の調子を整えてくれます。強い日差しで疲れた目や肌の健康を回復してくれたり、ほてった体をさましてくれるはたらきがあります。これから夏に向けて続々と旬を迎える夏野菜を積極的に食べて、暑さに負けない体作りを目指しましょう。今日は残りがほとんどありませんでした。

7月2日(木)今日の給食

今日の給食は天ぷらうどん、地粉うどん、牛乳 もずくと薩摩芋の天ぷら、とうもろこしでした。調理員さんがもずくと薩摩芋の天ぷらを手作りし、520個揚げました。もずく、片栗粉、小麦粉、薩摩芋を混ぜ合わせ、成形し、オーブンシートにのせて平らにし、油の中に入れました。(下の写真)高学年に人気のメニューでした。

 

7月1日(水)今日の給食

今日の給食は、こくマヨ五目ご飯、牛乳、小鯵の甘酢あんかけ、じゃがいもの味噌汁、アーモンドでした。小鯵の甘酢あんかけの酢についてお話しします。酢は酸味を持った代表的な調味料で、サラダや酢の物、おすしなどの味付けに使われます。また、殺菌力が強いので、食べ物を酢で洗ったり、野菜の色が変わるのを防いでくれます。疲れた時の体力回復にも効果があります。今日は小鯵に甘酢のあんかけがかかっています。酢の働きで食欲も増進されます。小鯵は丸ごと食べられるので、カルシウムが多くとれます。

6月30日(火)今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、鯵のすだちしょうゆ焼き、肉じゃが、利休汁でした。鯵にはすだちが使用され、さっぱりした味でした。利休汁は味噌汁にすりごまが入ったものです。名前の由来は、戦国時代の茶人「千利休」がごまを好んで食べていたことからこの名前がつきました。どのクラスもよく食べていました。

6月29日(月)今日の給食

今日の給食は、コッペパンスライス、牛乳、焼きそば、きびなごカリカリフライ、えび団子スープでした。焼きそばはコッペパンにはさんで食べてもおいしいです。きびなごは丸ごと食べるのでカルシウムが摂れます。子どもたちの好きなメニューでした。

6月26日(金)今日の給食

今日の給食は、枝豆じゃこごはん、牛乳、だし巻き玉子、いもの汁、冷凍みかんでした。鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた郷土料理です。鋳物とは「さつまいも」や「じゃがいも」が入った料理のことではありません。ドロドロに溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場」があります。豆腐を油で炒めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。

 

6月25日(木)今日の給食

 

今日の給食は、ごはん、牛乳、厚揚げ入り回鍋肉、五目スープでした。回鍋肉は、中国の四川料理の1つです。本場の回鍋肉は、薄切りにした豚肉やソンミョウ、葉ニンニクを唐辛子や豆板醤多めで炒めた料理です。それを陳健民という人が、ソンミョウの代わりにキャベツを使って広めたことで、日本では、キャベツを使った回鍋肉が有名になりました。給食の回鍋肉は、絹揚げやピーマン、キャベツ、にんじん、しょうが、干ししいたけ、豚肉と、様々な食材を炒めて、調味料で味付けして作っています。栄養満点で体にいい回鍋肉です。子どもたちはよく食べていました。

 

6月24日(水)今日の給食

 今日の給食は、食パン、イチゴジャム&マーガリン、牛乳、ホキのピザ焼き、ほうれん草のソテー、コンソメスープでした。ホキは体長は70センチほどで、おもにニュージーランドやオーストラリア南部の深さ300~800メートルくらいのところで生息しているそうです。昔は、ほとんど食べることのない魚でしたが、今では切り身で食べたり、すり身にしたりといろいろな食べられ方をしています。ホキは高タンパク質、低脂質です。さらにビタミンAとB2が多く含まれているので、目の病気を予防してくれる働きがあります。

6月23日(火)今日の給食

今日の給食は、ホット中華麺、コーンみそラーメン、牛乳、ひじきの中華炒め、味付け小魚でした。ひじきはカルシウムや鉄などのミネラルや食物繊維が多く、健康食、長寿食として古くから親しまれ、食べられている海藻です。遺跡から縄文時代や弥生時代の人もひじきを食べていたことが分かっています。「ひじき」をもっと食べて健康で長生きをしてほしいとの願いから、三重県ひじき協同組合では昔の敬老の日であった9月15日を「ひじきの日」として、毎年伊勢神宮のおかげ横丁で「ひじき祭り」を開催しているそうです。今日はひじきにトウバンジャンや中華だしで味付けしました。

6月22日(月)今日の給食

 今日の給食は、タコライス、牛乳、ファイバースープでした。タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」は、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1984年に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的にタコスライスが広がり、ファーストフードの店やそのほか牛丼のチェーン店でも提供するようになりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上にかけ、最後に揚げたワンタンの皮をふりかけました。ファイバースープには米粒麦(べいりゅうばく)という麦が入っています。ミネラルたっぷりです。

6月19日(金)今日の給食

 今日の給食は大山おこわ、牛乳、ししゃものいそべフライ、かみなり汁、冷凍みかんでした。「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけ、えのきたけに、わらび、うわばみそうなどの山菜を使用しています。「雷汁」は栃木県などの北関東でよく作られている料理です。水気を切った豆腐をくずしながら油で炒め、だし汁、ねぎなどを加えた具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを炒める音が「バリバリ」と雷の音に似ていることからこの名前がつきました。

6月17日(水)今日の給食

 今日の給食は、ナシゴレン、牛乳、たこナゲット、フォーのスープ、ハニーピーナッツでした。フォーとは、米粉めんのことで、マレーシアやタイなどでよく食べられています。ナシゴレンは「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「炒める、油で揚げる」という意味です。インドネシアやマレーシアでよく食べられている辛みの効いた焼きめしです。ナシゴレンの味付けはケッチャップマニスという甘いしょうゆがベースになるそうです。目玉焼きをトッピングして食べます。給食では、オイスターソースやしょうゆ、トマトケッチャップ、豆板醤などの調味料で、味付けを工夫しました。とてもよく食べていました。

6月16日(火) 今日の給食

 今日の給食は、ご飯、牛乳、揚げじゃがいものそぼろ煮、豆腐の味噌汁でした。じゃがいもは揚げてあるので、調味料やひき肉や筍や干し椎茸との相性もよく、食べやすかったようです。枝豆も入っていて、彩りも良かったです。1年生もよく食べていました。

 

6月15日(月)今日の給食

 今日の給食は、はちみつパン、牛乳、ポークビーンズ、オムレツ、海藻サラダでした。海藻サラダは、とさかのり、こんにゃく、めかぶなどが入っていて、食物繊維がたっぷりです。さすが、6年生!!バランスよく食べていました。

6月12日(金)今日の給食

 今日の給食は、こうのとり伝説米、牛乳、鰆の梅塩麹焼き、大豆の磯煮、キャベツの味噌汁、クレープでした。こうのとり伝説米は鴻巣市産のお米を使用しています。月に一度、和食の日に登場します。大豆の磯煮は不足しがちな栄養素である鉄分やカルシウムを豊富に含んでいます。

 

6月11日(木)今日の給食

 今日の給食は、地粉うどん、牛乳、五目うどん、みそポテトです。みそポテトは、埼玉県秩父市の郷土料理です。みそ、砂糖、しょうゆ、すりごま等が入った甘辛いタレを小麦粉をまぶして揚げたジャガイモに絡めました。

 五目うどんは、うずらのたまご、わかめ、かまぼこ、たけのこなどが入っていて、いろんな食感を楽しめます。 1年生は初めて袋入りの麺を食べるということで、麺を汁に出すことに苦戦しながらも頑張って食べていました。みそポテトは大好評でほとんど残りがありませんでした。

6月10日(水)今日の給食

 今日の給食は、チャーハン、牛乳、焼き餃子、チンゲン菜とあさりのスープでした。チャーハンには、枝豆、チャーシュー、錦糸玉子などが入っていて、良質なタンパク質が摂れます。スープにはあさりや豆腐が入っていて、鉄分豊富なスープです。暑い日が続きますが、しっかりと食べて、夏バテしない体を作っていきましょう。

 

6月9日(火)今日の給食

 

 今日の給食はカレーライス、牛乳、フルーツナタデココ、キャンディーチーズした。下忍小のカレーライスは、ルーが手作りで、スキムミルクが入っていてカルシウムが多く摂れます。どの学年もよく食べていて、残りはほとんどありませんでした。明日もよく食べてもらえるような美味しい給食を作って行きたいと思います。

 

 

6月8日(月)給食開始

 今日から全学年、給食スタートです。1年生は初めての給食です。メニューは子どもパン、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、クラムチャウダーです。1年生は目を輝かせながら給食の配膳を行っていました。子どもパンをちぎって、ハンバーグを食べる姿は初々しい様子でした。