9月3日(木) 今日の給食
今日の給食は、夏野菜カレーライス、牛乳、フルーツ白玉でした。今日はフルーツに入っている「白玉」についてお話します。白玉は「白玉粉」と呼ばれるもち米を粉にしたもので作ったお団子です。寒さが厳しい冬に白玉粉作りが行われていたので、別の名前で「寒晒し粉」と呼ばれます。白玉粉は室町時代や鎌倉時代ごろに中国から伝わっていたようですが、一般的に広まったのは江戸時代ごろといわれています。江戸時代になると、砂糖やもちなどの和菓子が庶民の間でも食べられるようになり、それにともなって白玉粉も普及していったようです。白玉粉から作られる白玉は、特に夏を代表する和菓子として江戸時代の庶民に親しまれていたようです。