ブログ

2021年6月の記事一覧

6月30日(水) 今日の給食

今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、グリーンサラダでした。「ナン」は、インドやヒマラヤ地方など中央アジア一帯で主食として食べられています。普通のパンは、小麦粉にイースト菌を入れて発酵させて作りますが、ナンは発酵させていないパンです。小麦粉などでよく練って作った生地をひょうたんの形にのばし、タンドールという土釜の内側にはりつけ、高温で焼きます。もちもちした食感とふんわりと焼いた表面のでこぼこしたところに焦げ目があるのが特徴です。ナンを一口大にちぎって、カレーミートをつけて食べました。

6月29日(火) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、チンジャオロース、チンゲン菜とあさりのスープ、冷凍みかんでした。「チンジャオロース」は、日本で好まれて食べられている中華料理のひとつです。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は細切り肉のことをいい、チンジャオロースは、ピーマンと肉の細切りを炒めた料理ということになります。ピーマンには、カロテンやビタミンCがたくさんあります。今日のチンジャオロースにも、たくさんの栄養が含まれています。

6月28日(月) 今日の給食

今日の給食は、鶏五目ごはん、牛乳、いかのかりん揚げ、雷汁、梅ゼリーでした。「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」と雷の音に似ていることから「雷(かみなり)汁」という名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っており、食物繊維が豊富です。

6月25日(金) 今日の給食

今日の給食は、食パン、いちごジャム、牛乳、ポークビーンズ、ブロッコリーサラダでした。ポークビーンズは、豚肉と大豆を主な材料とした、トマト味の煮込み料理です。アメリカの代表的な家庭料理で、給食でも大人気です。大豆が美味しくたくさん食べられるので、家庭料理としてもおすすめです。

6月24日(木) 今日の給食

今日の給食は、豚キムチうどん、牛乳、小松菜の炒め物、さくらんぼでした。「豚キムチうどん」は、初めて鴻巣市の給食に登場するメニューです。名前の通り、豚肉と、白菜のキムチが入ったうどんで、かつお節からとっただしに、しょうゆで味付けをします。そこに、ピリッと辛いキムチがよいアクセントになっています。
また、「さくらんぼ」は、今が旬の果物です。さくらんぼは、桜の木になる実ですが、一般的に、花を楽しむソメイヨシノとは違う品種の桜の実です。

6月23日(水) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、いわしの梅煮、切り昆布の煮物、肉団子汁でした。いわしの梅煮の「いわし」は、海から水揚げするとすぐに弱ってしまうことから、「よわし」といわれ、それが「いわし」という名前の由来になったという説があります。漢字でも魚へんに「弱い」と書きます。栄養は、たんぱく質のほか、頭がよくなると言われているDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAが多く含まれています。今日のいわしの梅煮は、骨まで柔らかく煮てあり、骨ごと食べることができるので、カルシウムも多く摂れます。

6月22日(火) 今日の給食

今日の給食は、ナシゴレン、牛乳、目玉焼き、フォーのスープでした。ナシゴレンは、インドネシアでよく食べられている、チャーハンのような料理で、インドネシア語で、「ナシ」は、「ごはん」、「ゴレン」は、「油で炒める」や「油で揚げる」という意味です。辛く仕上げることが多いですが、目玉焼きを添えて食べることが多く、辛さをマイルドにしてくれます。また、スープの「フォー」とは、ベトナム料理で使われる米粉で作られた麺のことで、平たい形が特徴です。蒸し暑くなってくるこの時期に、蒸し暑い気候の東南アジアの料理を出してみました。

6月18日(金) 今日の給食

今日の給食は、枝豆じゃこごはん、牛乳、厚焼き卵、鋳物汁、メロンでした。鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。「鋳物」とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場」があります。豆腐などを油で炒めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。また、最後にごま油も加えています。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。

6月17日(木) 今日の給食

今日の給食は、わかめラーメン、牛乳、ゼリーフライ、冷凍みかんでした。ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれで、衣のついていないコロッケのようなものです。「ゼリー」の由来は、定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変化したといわれています。今日は、調理員さん手作りのゼリーフライです。一つ一つ丁寧に作りました。

6月16日(水) 今日の給食

今日の給食は、タコライス、牛乳、ファイバースープでした。タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」とは、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1980年代に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的にタコライスが広がりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上にかけます。