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2021年2月の記事一覧

2月26日(金) 今日の給食

今日の給食は、ドライカレー、牛乳、ベジタブルスープ、ヨーグルトでした。「ガルバンゾー」についてお話します。日本では、形が鈴状で、ヘソの部分がとんがり、形がひよこに似ていることから、「ひよこ豆」とも呼ばれています。ガルバンゾーという呼び名は、スペイン語です。これは、スペイン語が使われているメキシコからの輸入が多かったので、ガルバンゾーという名前が定着したといわれています。そのまま食べると、ナッツのようなサクっとした歯ざわりと風味が特徴です。カレー、スープ、サラダなどに使われます。今日の給食では、粗く砕いたひよこ豆をカレーミートに入れました。

2月25日(木) 今日の給食

今日の給食は、チャーシュー麺、ポテトのチーズ焼き、いよかんでした。「いよかん」は、日本が原産の果物で、明治時代に山口県の萩市で発見されたといわれています。その昔は、その当時の地名「穴門」にちなんで「穴門蜜柑」と呼ばれていました。現在では主に愛媛県で生産され、名前も現在の主な産地である伊予の国から「伊予柑」と名付けられたようです。皮はやや厚く、艶のある濃い橙色で、果肉は柔らかく、甘味と酸味のバランスのよい果汁が多いのが特徴です。

2月24日(水) 今日の給食

 今日の給食は、ひじき豆ごはん、牛乳、ハタハタの唐揚げ、きりたんぽ汁でした。

 「ハタハタ」は日本海で冬にとれる白身の魚で、秋田県はその水揚げ量が全国で1番です。雷のなる時期にとれることから「カミナリウオ」とも呼ばれます。漢字では魚へんに雷と書きます。「ハタハタ」というのは雷の音を表した擬音語だそうです。白身でうろこがなく、とても食べやすい魚で、竜田揚げやいそべ揚げにしたり、干物にしたり、しょうゆの原料にも使われています。

 きりたんぽ汁は秋田県の郷土料理です。炊きたてのごはんを適度につぶし、串に巻き付け棒状に形作り、暖炉などの火であぶって焼き目をつけたものです。今日の給食では、鶏肉やきのこ、ゴボウなどの野菜が入ったしょうゆ味の汁にきりたんぽを入れて食べました。

2月22日(月) 今日の給食

今日の給食は、小松菜豚味噌丼、牛乳、きゅうりの漬物、みぞれ汁でした。みぞれ汁にはすりおろした大根が入っていますが、この大根は葉っぱに近い方が甘く、細い先にいくほど辛みが増していきます。そこで、料理に使う場合はその味の違いを生かして使い分けるのが大根をおいしく食べるコツです。まず、葉っぱに近い部分は、甘みがあるので、大根おろしやサラダなど生で食べるのに向いています。真ん中あたりは、煮物やおでんで食べるとおいしく食べられます。先の部分は、辛みがあるので、みそ汁に入れたり、干して切り干し大根にしたりすると、辛みが気にならずに食べられます。

2月19日(金) 今日の給食

今日の給食は、山形食パン、チョコクリーム、牛乳、チリコンカン、こんにゃく入り海藻サラダでした。「チョコレート」は「カカオ」から作られますが、「カカオ」はギリシャ語で「テオブロマ・カカオ」と言って、「神様の食べ物」という意味があるそうです。昔はお金として使われていたくらい貴重なものだったようです。カカオから作られた「チョコレート」には、脳の集中力を高めたり、リラックス効果のある栄養があります。疲れた時に食べるとホッとしますが、砂糖や油分もあるので、食べすぎには注意し、程よく食べると良いですね。

2月18日(木) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、カレイの竜田揚げ、ほうれんそうのお浸し、鶏肉と大根のうま煮でした。今日は「ほうれん草」についてです。ほうれん草は、1年を通して、手に入る野菜ですが、夏と冬では美味しさと栄養価が全く違う野菜です。特にビタミンCとカロテンの変化は大きく、冬のほうれん草は夏に比べて2~3倍も多くなります。ビタミンCは、ほうれん草に多く含まれている鉄の吸収を助けてくれる働きがあります。カロテンは、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンであり、空気が乾燥して皮膚が乾きやすいこれからの季節に積極的に摂りたい栄養素です。

2月17日(水) 今日の給食

今日の給食は、パエリア、牛乳、オムレツ、長ねぎのクリームスープでした。今日は、パエリアについてです。パエリアは、スペイン発祥の料理で、お米と野菜・魚介類・肉などをスープで炊いた料理です。パエリアは平らな専用鍋「パエジエーラ」を使い、ご飯と具材を炊きます。また、スペイン・バレンシア地方では、フライパン自体をパエリアとよびます。鍋の名前として伝わったパエリアが料理の名前として広まりました。給食は、大量に作るため、大きな釜で作っていますが、本場のパエリアは、鍋のまま食卓に出ることも多いようです。今日の給食のパエリアも野菜、貝類が入っており美味しく出来上がりました。

2月16日(火) 今日の給食

今日の給食は、わかめラーメン、牛乳、鶏肉とカシューナッツの炒め物、いちごでした。今日はカシューナッツについてお話しします。カシューナッツは脂質が多めで、食べると太ると思われがちですが、脂肪の多くはオレイン酸という良い油で、体内の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。さらに、このオレイン酸は、便秘予防にも効果があります。このような良質な油を含むカシューナッツは、少しおなかが空いたときの間食にもおすすめです。ただし、間食は食べすぎないことが大切です。カシューナッツだと一日10粒が目安です。

2月15日(月) 今日の給食

    

今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、キャンディーチーズでした。今日はカレーの起源についてお話しします。カレーは18世紀にインドからイギリスに伝わり、その後、イギリスで初めてカレー’’粉’’が作られました。インドにはカレー粉というものはなく、様々なスパイスを組み合わせ、カレーの味をつくっているのです。明治時代になると、日本では、アメリカやヨーロッパの文化が積極的に取り入れられ、その中でイギリスからカレーが伝わりました。その後、カレーの材料であるタマネギ、ジャガイモ、ニンジンが日本でたくさん作られるようになり、また、国産の安いカレー粉が広がり、大正時代に今のような日本のカレーライスのもともとの形ができました。

2月12日(金) 今日の給食

今日の給食は、しゃくし菜チャーハン、牛乳、ポークしゅうまい、チンゲンサイとあさりのスープ、ココアババロアでした。今日は「しゃくしな」についてお話します。しゃくし菜は「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることからしゃくし菜と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。8月末から9月上旬に種をまき、10月末から収穫されます。シャキシャキした食感で漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んでチャーハンに入れました。