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2020年10月の記事一覧

10月30日(金) 今日の給食

今日の給食は、たこ飯、牛乳、キビナゴのかりん揚げ、ほうとう汁でした。「ほうとう」は、幅の広いうどんと、かぼちゃやねぎなどの季節の野菜を一緒に煮て、味噌で味付けしたものです。武田信玄が山梨県にいる武士たちが元気で健康に働けるようにと、栄養たっぷりの「ほうとう」を食べさせたことが始まりといわれています。それから、明日の10月31日は、「ハロウィン」です。日本でも有名になってきましたが、欧米では子どもが主役のお祭りとして多くの町で催し物をするそうです。子どもがお化けや魔女に仮装し、 「Tric or treat!」お菓子をくれないといたずらするぞ!と言いながら家々を回り、大人たちからお菓子をもらって歩きます。また、家の周りにはかぼちゃを顔の形にくりぬいたランプを飾ります。今日はハロウィンも感じられるように、ほうとうにかぼちゃが入っています。

10月29日(木) 今日の給食

今日の給食は、牛乳、ご飯、プルコギトッパプ、トックスープでした。今日は「プルコギ」についてお話しします。プルコギは、韓国の代表的な肉料理の一つです。韓国語でプルは「火」、コギは「肉」という意味です。コチュジャンの入った甘口だれに薄切り肉を漬け込み、野菜などと一緒に炒めます。コチュジャンは、日本では唐辛子みそとも呼ばれ、韓国料理には欠かせない調味料の一つです。それから、スープに入っているおもちは、「トック」です。朝鮮半島のおもちのことで、日本のおもちのようにのびないのは、もち米ではなく、うるち米を使って作っているためです。煮たり焼いたりして料理に使われるほか、はちみつやあん等で甘く味付けしておやつとしても食べられます。

10月28日(水) 今日の給食

今日の給食は、ライスボール、牛乳、焼きうどん、いかナゲット、わかめサラダでした。今日は「ライスボール」についてお話しします。「ライスボール」って英語でおにぎりのこと?と思った人も多いのではないでしょうか。でも給食のライスボールは「パン」のことです。埼玉県産の米粉を使っていて、丸い形をしているから、「ライスボール」といいます。埼玉県産米50%と埼玉県産小麦も入った小麦50%を合わせて作られるのがこのライスボールというパンです。中央にはつぶつぶ感がある砂糖が入っていて、しっとり甘く、おいしいです。このパンは、埼玉県の学校給食の限定品です。

10月27日(火) 今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、カレイのレモン風味、大豆の磯煮、味噌汁でした。今日は「カレイ」についてお話します。カレイは、日本近海だけでも40種以上いるそうです。また、北海道から九州まで広く分布しているため、地方によって呼び名も味も旬もいろいろあります。「一般に左ヒラメ、右カレイ」といわれるように、一部を除いてカレイは右側に目がそろっています。ヒラメやカレイは生まれてから10日目ぐらいまでは普通の魚と同じように目は頭の左右にひとつずつあり、背びれを上にして泳いでいます。ところが体長10ミリ前後に成長すると眼の移動が始まり、30日目ごろで左眼は背ビレの上へ移動します。40日目には目の移動が完了し、親と同じように白い裏側を下にし,海底 生活をする形になるそうです。

10月26日(月) 今日の給食

今日の給食は、ココア揚げパン、牛乳、武蔵野スープ、ブロッコリーサラダでした。今日は「さつまいも」についてお話します。日本には徳川家康が江戸幕府を開いた翌年の1604年に中国から琉球に伝わったとされています。その後、種子島に伝わり、1700年代初めに薩摩藩が栽培を始めるようになりました。1732年の「享保の大飢饉」のとき、さつまいもが江戸幕府の目にとまり、徳川吉宗によって起用され、青木昆陽らによって江戸にも広まったとされています。関東では薩摩藩から伝わった芋なので「薩摩芋」と呼ばれるようになりました。さつまいもの収穫は8月から11月くらいまでです。今日は旬のさつまいもが入った「武蔵野スープ」でした。

10月23日(金) 今日の給食

今日の給食は、ハッシュドビーフ、牛乳、フルーツ杏仁でした。今日は「ハッシュドビーフ」についてお話します。その名前から西洋料理かと思いますが、実はれっきとした日本生まれの西洋風料理です。薄切りの牛肉と玉ねぎを油で炒め、塩、こしょう、ワイン、トマトケチャップ、デミグラスソースなどを入れて煮込んで作ります。今日の給食では、和牛を使い、じゃがいもや人参、マッシュルームなども加えて作りました。和牛は昔から日本で改良されてきた日本特有の牛のことをいいます。日本人好みの柔らかい霜降り肉が特徴です。和牛は大変高価なため、日ごろの給食で食べることはできませんが、販売促進のための政府からの補助金により、今回、いつもの給食費で食べることができるようになりました。

10月22日(木) 今日の給食

今日の給食は、野菜ラーメン、牛乳、キャラメルポテトでした。今日は「キャラメルポテト」についてお話します。今日のポテトはさつまいもです。英語では「スイートポテト」といいます。直訳すると「甘いいも」ですね。今日はその甘いさつまいもをからっと揚げ、砂糖とバターと生クリーム、水をじっくり加熱し、とろーっとなったら、キャラメルソースをかけて、さらにアーモンドスライスをちらしてできあがりです。給食では、イモ類や種実類を多く取り入れる必要があるので、味付けも工夫して出すようにしています。

10月21日(水) 今日の給食

今日の給食は、栗ご飯、牛乳、ハタハタの唐揚げ、豚汁、かきでした。今日は「柿」についてお話します。柿は秋の代表的な果物ですね。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまってできたそうです。奈良時代から栽培されている柿は、甘柿、渋柿をあわせて1000種類もあるそうです。今では、アジアやヨーロッパなどの海外でも「かき(kaki)」の名前が通用します。柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくする効果があります。また、カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。

10月20日(火) 今日の給食

今日の給食は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、お浸し、すまし汁でした。今日は「さば」についてお話しします。「さば」といってもいろいろな種類のさばがあります。「まさば」「関さば」「岬さば」などほかにたくさんあります。まさばは春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」とよばれています。さばは昔から栄養が豊富だと言われています。さばにはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。特にDHAは脳や神経の機能を活性化させる働きがあると言われています。今日はその栄養たっぷりのさばを味噌煮にしました。

10月19日(月) 今日の給食

今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、ベジタブルスープでした。みなさんが大好きなカレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べました。

10月16日(金) 今日の給食

今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、手作りコロッケ、ボイルキャベツ、ウインナーとレンズ豆のスープでした。コロッケはもともとフランス料理の付け合わせの「クロケット」がもとになっています。クロケットとはフランス語で「パリパリした・・・」という意味です。フランスのクロケットは肉や魚介類、卵、野菜まどをホワイトソースなどと混ぜ、パン粉をつけて揚げたクリームコロッケのようなものです。日本ではコロッケというとじゃがいもが入ったものが一般的です。大正時代末期に安くて庶民的なものということであっという間に日本全国に広まり、「コロッケの唄」もつくられるほどでした。今日はじゃがいも、豚肉、たまねぎに脱脂粉乳を混ぜ、1個1個丸めて揚げた栄養いっぱいのコロッケを出しました。

10月15日(木) 今日の給食

今日の給食は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、牛すき焼き、ひなちゃんの卵焼き、もやしとほうれん草のお浸しでした。今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、市民の日の献立があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。今年は、鴻巣で採れたお米のこうのとり伝説米のご飯と埼玉県産の牛肉と鴻巣産のねぎを使ったすき焼き、鴻巣のマスコットのひなちゃんの焼き印のついた卵焼きを出しました。

10月14日(水) 今日の給食

今日の給食は、鶏五目ごはん、牛乳、ししゃもの磯部フライ、きのこの味噌汁、りんごでした。今日は、秋が旬の果物、りんごについてお話しします。りんごは、たくさんの栄養が含まれていて、欧米では昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われてきました。代表的な栄養には、体の塩分量を調整してくれる「カリウム」、骨や歯の材料になる「カルシウム」、貧血を予防してくれる「鉄分」、ストレスに強くしてくれたり、血液や皮膚を健康に保ってくれる「ビタミンC」などがあります。

10月13日(火) 今日の給食

今日の給食は、肉汁うどん、牛乳、野菜炒め、おにまんでした。今日は、おにまんについてお話しします。
おにまんは、角切りにしたさつまいもを、まんじゅうの生地に混ぜて蒸してつくった和菓子です。主に愛知県などの東海地方でよく見られます。おにまんの名前の由来は、表面にいくつもさつまいもの角切りが、見える様子がゴツゴツしていて、おにや、その金棒を連想させること、また戦前は今より黒っぽい色で、おにのような不気味さがあったことなどといわれています。

10月12日(月) 今日の給食

今日の給食は、挽肉ともやしのあんかけ丼、牛乳、チンゲン菜のスープ、ハニーピーナッツでした。今日は、もやしについてお話しします。「もやし」は、実は植物の名前ではなく、豆、米、麦、野菜の種を水に浸し、日の光に当てずに芽を出させた、若い芽のことをさす名前です。最も一般的なものは、緑豆という小さな緑色の豆から作る緑豆もやしで、ほかに大豆から作る大豆もやしなどがあります。見た目は、か弱いイメージですが、豆にはないビタミンCなどの栄養が含まれています。

10月9日(金) 今日の給食

今日の給食は、山形食パン、牛乳、鮭のマリネ、キャベツソテー、ミネストローネでした。明日、10月10日は、「目の愛護デー」です。最近では、スマホやパソコンを使うことが多くなり、目が疲れている人が多いのではないでしょうか。目の疲れがひどくなると、頭痛・肩こり・腰痛などの症状も出てきます。栄養と睡眠を十分にとり、生活の中で目を休める工夫をしましょう。今日の給食では、明日の「目の愛護デー」にちなみ、目によい食べ物をたくさん取り入れました。ブルーベリージャムの黒や紫色は「アントシアニン」といい、鮭の赤色は「アスタキサンチン」といい、どちらも目の疲れをとってくれます。また、にんじんや、トマトなどの緑黄色野菜は、「カロテン」が多く、目が悪くなるのを防いでくれます。目の働きを助けてくれる食品を食べて、目を大切にしましょう。

10月8日(木) 今日の給食

今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、角型チーズでした。今日は、チーズについてお話します。チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋でつくった水筒に乳を入れ、ラクダの背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。その白い固まりを食べてみるとそれはおいしくて何ともいえない味でした。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは、牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。

10月7日(水) 今日の給食

今日の給食は、牛乳、ご飯、さんまの辛味焼き、炒り鶏、小松菜の味噌汁でした。今日は炒り鶏についてお話します。炒り鶏は、筑前煮、がめ煮とも呼ばれています。お正月やお食い初めなどのお祝いや普段のおかずに大活躍のおかずです。今日の給食では、鶏肉にしょうゆと酒で下味をつけ、油で炒め、にんじん、さといも、たけのこ、こんにゃく、しいたけと一緒にしょうゆや砂糖で煮含め、青みにさやいんげんを加えて作りました。たっぷりの根菜に鶏肉のうま味がしみこんだ炒り鶏は、白いごはんとの相性が抜群です。

10月6日(火) 今日の給食

今日の給食は、きつねうどん、牛乳、根菜のさっぱり炒め、冷凍パインでした。今日は根菜のさっぱり炒めの中の「れんこん」についてお話しします。れんこんは、包丁で切ると、その断面は、穴が開いています。そのことから、見通しがきくということで、お正月料理やお祝い料理などでよく、れんこんが登場します。れんこんには、ビタミンCや食物繊維が多く、体の免疫力をアップさせてくれます。根菜のさっぱり炒めには、にんじん、切り干し大根、茎わかめなどが入っています。よく噛むことで歯が丈夫になります。

10月5日(月) 今日の給食

今日の給食は、メキシカンライス、牛乳、照り焼きチキン、豆サラダでした。今日はメキシカンライスについてお知らせがあります。メキシカンライスに使用予定であったトマト缶に、不具合がある可能性があったため、トマト缶の使用を中止し、一部食材を予定献立から変更いたしました。ご迷惑、ご心配をおかけし申し訳ございません。今後のトマト缶については別のメーカーのものを使用いたします。よろしくお願いいたします。