おいしい給食
1月15日(金) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、鶏肉のピザ焼き、ボイルブロッコリー、ベジタブルスープでした。今日のベジタブルスープには、いんげん豆が入っています。いんげん豆は世界的に見てもよく食べられている豆です。種類も豊富で、「金時豆」「うずら豆」「虎豆」「大福豆」「手亡豆」「白金時豆」などがあります。いんげん豆には余分な糖質や脂質の吸収を抑える働きや、糖質をエネルギーに変える働きがあり、健康志向の人たちには注目されている食材です。
1月14日(木) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、ぶりの照り焼き、ほうれん草のごま和え、豚汁でした。「ぶり」という名前の由来は「あぶら多き魚」ということから「あ」の字を省いて「ブリ」となったそうです。ブリは、成長とともに「ワカシ、ワカナゴ、イナダ、ワラサ、ブリ」と名前が変わります。昔の武将は出世するたびに名前を変える習慣があったので、成長とともに名前が変わる魚のブリは出世魚として縁起物とされています。今でもおめでたい席でブリの照り焼きが出されるのはこのためです。また、この時期のブリは寒ブリと言い、特に脂がのっておいしいとされています。今日はぶりを甘辛く照り焼きにしました。
11月13日(水) 今日の給食
今日の給食は、チャーハン、牛乳、えびかつ、チンゲン菜のスープでした。日本はえびの消費量が多く、全世界のえび消費量の25%以上を日本人が食べているそうです。えびは現在知られているだけでも約3000種あるといわれ、日本産のえびだけでも約700種あります。えびは、たんぱく質が豊富で、低脂肪なのでアスリートやダイエット中の人にはぴったりです。また、えびにはタウリンという、栄養ドリンクなどにも入っている栄養が含まれており、血管や血液の状態をよくしたり、肝臓の機能を高めたりします。
1月12日(火) 今日の給食
今日の給食は、カレーうどん、牛乳、茎わかめのきんぴら、みかんでした。今日はカレーうどんについてお話します。カレーうどんの誕生には、いくつかの説がありますが、1904年(明治37年)ごろ、東京・早稲田の、ある老舗お蕎麦屋さんで出したのがはじまりとも言われています。明治時代、外国から洋食文化が入ってくると、次第に洋食人気が高まり、逆に和食は衰退していきました。そんな中、既存の和食に洋食の要素を加える、和洋折衷のメニューが登場しました。その一つがカレーうどんでした。この斬新なメニューは、登場するやいなや早稲田の学生の人気を獲得したといいます。
1月8日(金) 今日の給食
今日の給食は、中華丼、牛乳、わかめスープ、ミックスナッツでした。今日のミックスナッツにはピーナッツ、アーモンド、カシューナッツの3種類が入っています。ナッツとは、固い皮や殻に包まれた果実や種子で、食べられるもののうち、木になるもののことです。アーモンドとカシューナッツは木になりますが、ピーナッツは、土の中に出来るので、実は正確には豆の仲間です。しかし、味や見た目、栄養がナッツに似ているためナッツの仲間として扱われることが多いです。ナッツやピーナッツには、体に良い脂肪が多く含まれています。
1月7日(木) 今日の給食
今日から3学期の給食が始まりました。新年最初の給食は、くわいごはん、牛乳、厚焼き卵、七草汁、洋梨タルトでした。
今日は、くわいについてお話しします。くわいは、葉の形が田畑を耕す「鍬(くわ)」に似ていることから、鍬芋が転じて、「くわい」と呼ばれるようになったといわれています。くわいは、じゃがいもと同じように、地下にできる「塊茎」といわれる部分を食べます。その部分には、春に伸びる芽がついているので、「芽が出る」に掛けた縁起物の野菜として、お正月などの祝い事の料理に使われます。独特のほろ苦さと、ホクホクした食感があります。くわいは、埼玉県では、さいたま市や草加市で生産されています。今日の給食では、くわいをごはんに入れて炊き込みました。
12月23日(水) 今日の給食
今日の給食は、コーンピラフ、牛乳、タンドリーチキン、ミネストローネ、セレクトデザート(ストロベリーケーキ、チョコレートケーキ、いちごゼリー)でした。タンドリーチキンとは、鶏肉をヨーグルトに漬け込んでタンドールで焼き上げたインドを代表する料理です。タンドールとは、土でできた筒形の窯で、インドでは、ナンもその窯で焼かれることで有名です。給食ではタンドールは使いませんが、ヨーグルトやカレー粉でしっかりと下味をつけました。今日で2学期の給食はおしまいです。ご覧いただきありがとうございました。
12月22日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、ハタハタの唐揚げ、白菜のごま和え、おでんでした。今日のおでんには、2年生が下忍小の畑で収穫した大根を使用しました。そのほかに、じゃがいも、こんにゃく、絹揚げ、にんじん、うずら卵、ちくわ、つみれ、昆布を、じっくり煮込んで作りました。自分たちで収穫した大根が入ったおでんを、美味しそうに食べていました。
12月21日(月) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、ラザニア、コンソメスープ、みかんでした。今日は、ラザニアについてお話しします。ラザニアは、イタリア料理の一つで、ラザニアと呼ばれる板状の四角いパスタとミートソースとベシャメルソースを交互に重ねてチーズをかけ、オーブンで焼いたものです。給食では、ラザニアを何枚も重ねて作るのは難しいため、餃子の皮をラザニアの代わりに1枚使って作りました。アルミカップに手作りのミートソース、餃子の皮、ベシャメルソース、チーズをのせてオーブンで焼きました。手作りのミートソースには、畑の肉と言われている大豆も入れました。
12月18日(金) 今日の給食
今日の給食は、中華おこわ、牛乳、ねぎみそ餃子、チンゲンサイとあさりのスープ、りんごでした。日本のりんごの主流の品種は、生産量の約半分を占めている「ふじ」という品種です。産地は、長野、青森、岩手などです。今日の下忍小のりんごもこの「ふじ」を使用しました。りんごには、腸に刺激を与える食物繊維のペクチン、血圧を下げるカリウムなどが多く含まれており、便秘の予防によいといわれています。
12月17日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、鰆の幽庵焼き、かぼちゃのそぼろ煮、呉汁でした。少し先の話になりますが、12月21日は「冬至」です。冬至は、一年のうちで最も昼が短く、夜が長くなる日のことです。この日は健康を祈って栄養価の高いかぼちゃを食べたり、寿命が長く病気に強いゆずにあやかろうとゆず湯に入ったりする習慣があります。これにちなんで、鰆の幽庵焼きには、ゆずの果汁を使いました。また、副菜はかぼちゃのそぼろ煮にしました。冬至にかぼちゃを食べると病気にやかぜにかかりにくくなるという言い伝えがあります。かぼちゃの実のオレンジ色は「カロテン」という色素で、体内でビタミンAになり、かぜの予防や目の疲れ、皮膚の乾燥を防いでくれます。
12月16日(水) 今日の給食
今日の給食は、食パン、いちごジャム、牛乳、豚肉のディアブル、ボイルブロッコリー、白菜のシチューでした。「豚肉のディアブル」は、はじめての献立です。「ディアブル」は「悪魔」という意味ですが、料理では、香辛料やマスタードを使った刺激のあるソースの味がして、オーブンで焼き上げる料理の名前に使われます。今日の給食でも、豚肉をウスターソースとからし粉の特製ダレで味をつけ、パン粉、粉チーズ、パセリを混ぜた衣をつけ、オーブンで焼いて作られたので、この名前がつきました。一見、揚げ物の豚カツによく似ていますが、ディアブルは、油で揚げていない分、カロリーが低く、ヘルシーです。
12月15日(火) 今日の給食
今日の給食は、ねぎまうどん、牛乳、大学芋、野菜炒めでした。今日は「大学芋」についてお話しします。大学芋は油で揚げたさつまいもに甘いみつをからめた日本独自の料理です。大学芋と呼ばれるようになったのは、昔、東京の大学生が好んで食べていたためだそうです。さつまいもには、体調を整えるビタミンCのほか、おなかの調子を整える食物繊維もたくさん含まれています。今日は甘くて美味しいさつまいもを使って、美味しい大学芋が出来上がりました。
12月14日(月) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、酢豚、わかめスープ、みかんでした。酢豚は家庭にも浸透している中華料理です。酢豚という名前は日本で付けられた名前で、角切りの豚肉に片栗粉をまぶして揚げ、炒めた野菜と合わせて甘酢あんをからめた料理です。「酢」はすっぱいから苦手という人もいるようですが、酢のパワーはたくさんあります。疲れをとったり、血液をサラサラにしてくれたり、食べ物を腐りにくくしてくれるなど、良いことがたくさんあります。
12月11日(金) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、鮭のマヨネーズ焼き、コーンポテト、ボルシチでした。「ボルシチ」は、ロシアの代表的な料理として、世界中に広まった料理です。肉と野菜を長時間煮込んだスープで、ビーツという野菜が入っているのが特徴です。ビーツは、赤い色をしていて、食べると、甘く、ミネラルとビタミンがとても豊富な野菜です。給食で、ビーツを使うのは、この「ボルシチ」だけです。
12月10日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、厚焼き卵、だんご汁でした。だんご汁は大分県など、九州地方の郷土料理になっています。味噌やしょうゆ仕立ての汁に、野菜と、小麦粉で作った平たい麺や団子を入れます。今日の給食では小麦粉のだんごの代わりに「だまこ餅」を入れました。だまこ餅は秋田県でよく食べられる、うるち米を炊いて、粒が少し残る程度につぶして丸めたものです。だまこ餅が野菜や肉の旨みを吸って一段と美味しくなっています。
12月9日(水) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、チーズでした。チーズは牛乳から作られますが、牛のほかにも、やぎや、羊のお乳でつくることもあります。牛乳を、温め、殺菌してから、乳酸菌の力を借り、発酵させます。それを、固めたり、混ぜたり、水分を抜いたり、寝かせたり、長い時間をかけて、チーズは作られます。そんなチーズにはたんぱく質やカルシウムがたっぷり入っています。なんと牛乳がチーズになることでカルシウムが6倍になります。
12月8日(火) 今日の給食
今日の給食は、チャンポン麺、牛乳、肉団子の甘酢あん、小松菜のチーズマフィンでした。ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理にもなっています。この料理の基本はチャンポン麺の故郷、福建省の肉や野菜の入った麺料理です。これに長崎の海でとれるいか、えび、あさりなどを加えて麺にのせ、「ちゃんぽん」と名付けました。肉、魚介類、卵、野菜が入っていて栄養たっぷりです。
12月7日(月) 今日の給食
今日の給食は、高菜ピラフ、牛乳、わかさぎフライ、ベジタブルスープでした。 高菜ピラフに入っている「高菜」は、アブラナ科の一種で小松菜に似た葉野菜です。熊本県の阿蘇地方の栽培が有名で、熊本を中心とした九州地方では、高菜漬けが名物です。高菜漬けは、日本三大漬物のひとつであり、最近では、ラーメンの薬味にも使われています。今日の給食の高菜ピラフは、ごはんと一緒に、刻んだ高菜漬けやにんじん、玉ねぎ、ごまを入れました。
12月4日(金) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、ポークしゅうまい、茎わかめサラダ、スンドゥブでした。スンドゥブの正式名は、「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは「豆腐」のことで、チゲは「鍋」という意味で、豆腐を使用した鍋料理のことをいいます。残ったスープにごはんを入れて食べることもあります。辛みもあり、体が温まる料理です。豆腐は、体をつくってくれるたんぱく質や、骨を丈夫にするカルシウムがたくさん入っています。また、肉や野菜もたっぷり入っていて、栄養満点です。