おいしい給食
9月18日(金) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、チリコンカン、グリーンサラダでした。今日は「チリコンカン」についてお話しします。 チリコンカンはスペイン語で肉入り唐辛子を意味します。アメリカ南部のテキサス州やメキシコが発祥の料理です。チリコンカンは、水に戻した豆を柔らかくなるまで煮て、ひき肉、玉ねぎ、トマトやチリパウダーを加え、煮込んだものです。学校では大豆がたくさん入っていて、不足しがちな栄養素である鉄分、カルシウムが豊富に摂れます。
9月17日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、赤魚の西京焼き、肉じゃが、ちゃんこ汁でした。今日は「ちゃんこ汁」についてお話しします。ちゃんこ汁はその名のとおり力士が相撲部屋で作る『ちゃんこ鍋』のように、旬の野菜やお肉がたっぷりと入った具だくさんの汁物です。味付けは、みそやしょうゆ、塩などバラエティー豊かです。学校で作る「ちゃんこ汁」は、だしをきかせてしょうゆと塩で、薄味に仕上げましたが、たくさんの具から栄養とうまみがたくさんでています。
9月16日(水) 今日の給食
今日の給食は、ジャンバラヤ、牛乳、オムレツ、クラムチャウダーでした。今日は「ジャンバラヤ」についてお話しします。ジャンバラヤはアメリカ南部のルイジアナ州の料理です。ジャンバラヤはスペイン料理のパエリアが起源とされています。チリパウダーやカレー粉などの香辛料をきかせたトマト味の炊き込みご飯です。地域によっては、ルウで味付けをしているところもあります。一般的なジャンバラヤは、鶏肉・ウインナー・えび・セロリ・たまねぎなどが入っています。
9月15日(火) 今日の給食
今日の給食は、なめこおろしうどん、牛乳、薩摩芋と大豆の甘辛揚げ、冷凍パインでした。今日は「なめこ」についてお話しします。なめこの特徴として「ぬめり」があります。このぬめりは害虫や寄生虫などから身を守るためのものだと言われています。なめこは全体の92%以上が水分であるため、低カロリーです。なめこと大根おろしは相性がよく、食べ物の消化を助けたり、おなかのお掃除をしてくれたりします。今日の大根おろしとなめこが入ったなめこおろしうどんは食欲が落ちたときや暑い時期にぴったりの食べ物です。
9月14日(月) 今日の給食
今日の給食は、中華丼、牛乳、ほうれん草とあさりのスープでした。中華丼はラーメン屋や中華料理屋、食堂、ファミレスなどでもメニューにあるよく知られた料理です。名前に「中華」と入っていますが、実は中華丼は日本発祥の料理です。なので日本でも本格的な中国料理店ではメニューに入っていないこともあります。中華丼は広東料理の八宝菜をごはんの上にのせたようなものですが、発祥は料理屋のまかない料理とか、お客の要望だとかいくつかの説があります。どちらにしても昭和初期に関東から広まったようです。
9月11日(金) 今日の給食
今日の給食は、食パン、牛乳、チョコクリーム、ホキの香草焼き、青菜とコーンのソテー、オニオンスープでした。今日はスープにたっぷり入っている「たまねぎ」のお話です。たまねぎは4月から6月には生で食べられる新たまねぎの旬があり、10月には炒めて甘みの強く出るものが出回ります。たまねぎには独特の辛味と香りがあります。この成分には、食欲を増進させたり、疲れをとったり、血液をサラサラにしたりする働きがあります。今日は調理員さんたちが涙を流しながら、一生懸命、25キロ(約 100個)のたまねぎを1個1個皮むきをしました。そしてじっくり炒めて甘みをしっかり出してスープを作りました。
9月10日(木) 今日の給食
今日の給食は、枝豆じゃこごはん、牛乳、厚焼き玉子、相性汁、冷凍みかんでした。「相性汁」とは、和食の「かつおだし」「みそ」と洋食の「ベーコン」「牛乳」が相性良く混ざり合った汁物です。牛乳が入ることによって、普通のみそ汁よりコクが出ます。今日の相性汁には6種類の具(ベーコン、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、ねぎ、豆腐)にかつおとさばからとっただし汁、牛乳、白みそが入っています。
9月9日(水)今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、さんまのかば焼き、切り干し大根サラダ、ピリ辛味噌汁でした。今日は「さんま」についてお話します。さんまは漢字で書くと「秋」「刀」「魚」という3つの漢字になります。さんまが秋が旬で、形が刀のように鋭く、細長い魚なのでこの漢字があてられました。脂がたっぷりのった秋のさんまには栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていました。筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらに、脳を刺激し、記憶力がよくなる働きがあるDHAも含まれています。
9月8日(火) 今日の給食
今日の給食は、野菜ラーメン、牛乳、カレーポテト、ミニトマトでした。今日は「ラーメン」についてお話します。中国で1500年ほど前、小麦粉をねってひも状にしたものをスープで煮たり、スープに浮かせたりして食べていたのが、ラーメンの始まりといわれています。日本でいちばん最初にラーメンを食べた人は、水戸黄門で有名な水戸光圀だそうです。それから、約200年後の明治時代になってから浅草に日本で最初のラーメン屋が誕生したといわれています。その後、日本人の好みのスープやめんのコシにこだわり、100年が過ぎていった結果、本場の中国にない、日本独特の「ラーメン」に変化していきました。今ではラーメンが生まれた国である中国に日本食として日本のラーメンが逆に広まっているそうです。
9月7日(月) 今日の給食
今日の給食は、こうのとり伝説米、牛乳、かつおフライ、茎わかめの金平、厚揚げときのこの味噌汁でした。今日は「まごは(わ)やさしい」についてお話します。「まごわやさしい」は、ある食べものの頭文字を集めた言葉です。「ま」は大豆などの豆類や豆腐などの豆から作られるものを表します。「ご」はごま、「わ」はわかめなどの海藻類、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのきのこ類、「い」はいも類のことをいいます。この「まごわやさしい」の食べものは、かみごたえがあり、昔から日本で食べられているもので、和食に欠かせないものばかりです。また、「まごわやさしい」食べものを組み合わせると、体をつくる「たんぱく質」、胃腸の調子を整える「食物繊維」やかぜなどの病気から守ってくれる「ビタミン」や「ミネラル」をバランスよく食べることができます。今日の給食には「まごわやさしい」の頭文字がつく食べものがたくさん使われています。