おいしい給食
10月20日(火) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、鯖の味噌煮、お浸し、すまし汁でした。今日は「さば」についてお話しします。「さば」といってもいろいろな種類のさばがあります。「まさば」「関さば」「岬さば」などほかにたくさんあります。まさばは春から夏にかけて産卵し、秋から冬にかけて大きく成長していきます。さばのような背中が青い魚は「青魚」とよばれています。さばは昔から栄養が豊富だと言われています。さばにはDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。特にDHAは脳や神経の機能を活性化させる働きがあると言われています。今日はその栄養たっぷりのさばを味噌煮にしました。
10月19日(月) 今日の給食
今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、ベジタブルスープでした。みなさんが大好きなカレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べました。
10月16日(金) 今日の給食
今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、手作りコロッケ、ボイルキャベツ、ウインナーとレンズ豆のスープでした。コロッケはもともとフランス料理の付け合わせの「クロケット」がもとになっています。クロケットとはフランス語で「パリパリした・・・」という意味です。フランスのクロケットは肉や魚介類、卵、野菜まどをホワイトソースなどと混ぜ、パン粉をつけて揚げたクリームコロッケのようなものです。日本ではコロッケというとじゃがいもが入ったものが一般的です。大正時代末期に安くて庶民的なものということであっという間に日本全国に広まり、「コロッケの唄」もつくられるほどでした。今日はじゃがいも、豚肉、たまねぎに脱脂粉乳を混ぜ、1個1個丸めて揚げた栄養いっぱいのコロッケを出しました。
10月15日(木) 今日の給食
今日の給食は、ご飯(こうのとり伝説米)、牛乳、牛すき焼き、ひなちゃんの卵焼き、もやしとほうれん草のお浸しでした。今日の給食は、「市民の日の記念献立」です。鴻巣市・吹上町・川里町の一市二町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。その市民の日を記念して、毎年、鴻巣ならではの味を楽しめる給食として、市民の日の献立があります。この日の給食は、特別メニューで、地元で生産された食材を食べることで、鴻巣市の歴史を振り返り、愛着と誇りをもち、将来を思い描いてもらうことを目的としています。今年は、鴻巣で採れたお米のこうのとり伝説米のご飯と埼玉県産の牛肉と鴻巣産のねぎを使ったすき焼き、鴻巣のマスコットのひなちゃんの焼き印のついた卵焼きを出しました。
10月14日(水) 今日の給食
今日の給食は、鶏五目ごはん、牛乳、ししゃもの磯部フライ、きのこの味噌汁、りんごでした。今日は、秋が旬の果物、りんごについてお話しします。りんごは、たくさんの栄養が含まれていて、欧米では昔から「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われてきました。代表的な栄養には、体の塩分量を調整してくれる「カリウム」、骨や歯の材料になる「カルシウム」、貧血を予防してくれる「鉄分」、ストレスに強くしてくれたり、血液や皮膚を健康に保ってくれる「ビタミンC」などがあります。
10月13日(火) 今日の給食
今日の給食は、肉汁うどん、牛乳、野菜炒め、おにまんでした。今日は、おにまんについてお話しします。
おにまんは、角切りにしたさつまいもを、まんじゅうの生地に混ぜて蒸してつくった和菓子です。主に愛知県などの東海地方でよく見られます。おにまんの名前の由来は、表面にいくつもさつまいもの角切りが、見える様子がゴツゴツしていて、おにや、その金棒を連想させること、また戦前は今より黒っぽい色で、おにのような不気味さがあったことなどといわれています。
10月12日(月) 今日の給食
今日の給食は、挽肉ともやしのあんかけ丼、牛乳、チンゲン菜のスープ、ハニーピーナッツでした。今日は、もやしについてお話しします。「もやし」は、実は植物の名前ではなく、豆、米、麦、野菜の種を水に浸し、日の光に当てずに芽を出させた、若い芽のことをさす名前です。最も一般的なものは、緑豆という小さな緑色の豆から作る緑豆もやしで、ほかに大豆から作る大豆もやしなどがあります。見た目は、か弱いイメージですが、豆にはないビタミンCなどの栄養が含まれています。
10月9日(金) 今日の給食
今日の給食は、山形食パン、牛乳、鮭のマリネ、キャベツソテー、ミネストローネでした。明日、10月10日は、「目の愛護デー」です。最近では、スマホやパソコンを使うことが多くなり、目が疲れている人が多いのではないでしょうか。目の疲れがひどくなると、頭痛・肩こり・腰痛などの症状も出てきます。栄養と睡眠を十分にとり、生活の中で目を休める工夫をしましょう。今日の給食では、明日の「目の愛護デー」にちなみ、目によい食べ物をたくさん取り入れました。ブルーベリージャムの黒や紫色は「アントシアニン」といい、鮭の赤色は「アスタキサンチン」といい、どちらも目の疲れをとってくれます。また、にんじんや、トマトなどの緑黄色野菜は、「カロテン」が多く、目が悪くなるのを防いでくれます。目の働きを助けてくれる食品を食べて、目を大切にしましょう。
10月8日(木) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、角型チーズでした。今日は、チーズについてお話します。チーズの誕生は、古代アラビアの民話で伝えられています。「砂漠の旅人が羊の胃袋でつくった水筒に乳を入れ、ラクダの背にくくりつけて旅に出ました。1日の旅を終えて乳を飲もうとしたところ、水っぽい液体と白い固まりになっていました。その白い固まりを食べてみるとそれはおいしくて何ともいえない味でした。」という話があります。このような偶然の出来事がチーズの誕生とされています。チーズは、牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。
10月7日(水) 今日の給食
今日の給食は、牛乳、ご飯、さんまの辛味焼き、炒り鶏、小松菜の味噌汁でした。今日は炒り鶏についてお話します。炒り鶏は、筑前煮、がめ煮とも呼ばれています。お正月やお食い初めなどのお祝いや普段のおかずに大活躍のおかずです。今日の給食では、鶏肉にしょうゆと酒で下味をつけ、油で炒め、にんじん、さといも、たけのこ、こんにゃく、しいたけと一緒にしょうゆや砂糖で煮含め、青みにさやいんげんを加えて作りました。たっぷりの根菜に鶏肉のうま味がしみこんだ炒り鶏は、白いごはんとの相性が抜群です。