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2021年2月の記事一覧

2月10日(水) 今日の給食

今日の給食は、きなこ揚げパン、牛乳、白菜のシチュー、イタリアンサラダでした。きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱく質や脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色ののきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。2月は節分もあったため、大豆を使用したきなこ揚げパンにしました。

2月9日(火) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、肉じゃが、だし巻きたまご、ほうれん草の磯香和え、ハニーピーナッツでした。おふくろの味として定番の料理、「肉じゃが」。その発祥は、イギリスに留学していた東郷平八郎が、留学先で食べたビーフシチューを気に入り、シェフが東郷の話から想像して作ったものが始まりという説があります。カレーライスと材料が同じなので補給するにも都合がよく、軍隊の食事として広まったようです。大人気の給食の肉じゃがは、調理員さんたちの愛情がたっぷり入っていて美味しいです。

2月8日(月) 今日の給食

今日の給食は、コッペパンスライス、牛乳、焼きそば、たこナゲット、大根としめじの中華スープでした。今日の給食は、野菜がたっぷり入った大人気の焼きそばでした。今日の焼きそばには、赤の食品の豚肉、黄色の食品の中華めん、油、緑の食品の玉ねぎ、にんじん、もやし、キャベツ とたくさんの食品が入っており栄養バランスが良いです。焼きそばは、中華料理の点心の一つで、中華めんを炒めた料理です。学校給食では、たくさんの食品を使った五目焼きそばは、栄養のバランスがとれることからよく登場する料理の一つになっています。今日の給食では、コッペパンにはさんで焼きそばパンとしていただきました。

2月5日(金) 今日の給食

今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、鯖の塩焼き、卯の花炒め、お事汁でした。今日は、お事汁についてお話します。旧暦の上で、12月8日と2月8日は、「事8日」と呼ばれています。事とは、仕事のことで、昔は農作業のことを言いました。農作業の終わる12月8日を「事納め」、農作業の始まる2月8日を「事始め」とされています。ほかにも様々な説があるそうですが、気持ちも切り替わる節目に五穀豊穣や無病息災を願って食べられていたのがお事汁です。具は、大根やごぼう、さといもなどの根菜や、小豆が入るのが特徴です。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、体の芯から温まる具だくさんのみそ汁は、この寒い季節にぴったりです。

2月4日(木) 今日の給食

今日の給食は、たまごとじうどん、牛乳、みそポテト、ぽんかんでした。今日は、みそポテトについてお話しします。埼玉県秩父地方では、「こ昼飯(こじゅはん)」と呼ばれる、農作業の合間や小腹がすいた時に食べる郷土料理がいくつかあり、「みそポテト」もそのひとつです。作り方は、一口大に切ったじゃがいもに小麦粉を溶いた衣につけて、油でカラッと揚げ、甘辛いみそだれをかけます。サクサクとした衣とホクホクしたじゃがいもがみそだれとよくあい、埼玉県のB級グルメに選ばれ、全国的にも知名度がアップしました。

2月3日(水) 今日の給食

今日の給食は、もぶりめし、牛乳、鶏つくね、雑煮でした。お正月は終わりましたが、旧正月が近づいているため、雑煮を出しました。日本の暦は、1873年1月1日に、アジアの国ではいち早く、旧暦から新暦に移りました。旧暦には、冬至から2回目の新月の日を1月1日にするという決まりがあります。旧暦での正月を旧正月といい、今年は2月12日が旧正月にあたります。また、雑煮についてですが、その歴史は古く、始まりは平安時代だと言われています。「ハレ」の食べ物であるもちと、年神様に供えた野菜を入れて作りました。今日も味わっていただきましょう。

2月2日(火) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、いわしの蒲焼き、小松菜のお浸し、ごま汁、福豆でした。今日は、節分献立でした。節分とは、本来季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬)の前日を指す言葉でしたが、現在は立春の前日のことをいいます。節分にいわしの頭を柊の枝に刺し、門や軒下に飾ると、いわしのにおいが悪い鬼を追い払うと言われています。今日は、そのいわしをかば焼きにしました。また、節分には豆をまいて、鬼を追い払いますが、昔から大豆には、穀物の精霊が宿るとされていて、鬼を追い払うのに最適であったと考えられています。

2月1日(月) 今日の給食

今日の給食は、はちみつパン、牛乳、鶏肉のトマト煮、アルファベットスープでした。今日は「パン」についてお話します。パンが誕生したのは、今から8000年から6000年ほど前と言われています。当時のパンは、小麦粉を水でこね、焼いただけのシンプルなものでした。そのパンが、様々な地域に伝わるにつれ、発酵の工程が加わったり、小麦から小麦粉を作る技術が向上するなどして、おいしいパンが作れるようになっていきました。そんなパンが日本に伝わったのは、鉄砲が伝わった時期と同じ時期でした。「パン」という言葉は鉄砲を日本に伝えたポルトガルの言葉からきています。今日は生地にはちみつが練り込まれたほんのり甘くておいしいパンでした。