おいしい給食
7月22日(水)今日の給食
今日の給食は、豚肉とあさりの炊き込みごはん、牛乳、厚焼き玉子、相性汁、冷凍みかんでした。今日は「冷凍みかん」についてお話します。「みかん」は、秋から冬にかけて収穫される果物です。収穫されたものから、特に甘いものを冷凍みかんとして加工します。おいしくて手軽に食べられるみかんを、冬だけでなく食べられるようにと考えられたそうです。1955年小田原駅の売店で販売されるようになったのが始まりといわれています。みかんは、皮をむいてそのまま食べるので、実を洗うこともありません。そのため、水や光に弱いビタミンCなども無駄なくとることができます。
7月20日(月)今日の給食
今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、コーンクリームスープでした。
今日は「ハンバーガー」についてお話しします。ハンバーガーは、アメリカ合衆国を代表する国民食です。バンズと呼ばれる特殊なパンに、ミートパティと呼ばれる味がついたひき肉などを挟んだ食べ物です。日本では、バンズで挟んであれば、肉以外の具材を挟んだものも、ハンバーガーと呼ばれることも多くあります。バーガーにはレタスやトマト、オニオンなどを挟んで食べてもおいしく食べられます。
給食のこどもパンはスライスカットされているので、ハンバーグやキャベツを挟んで食べてもおいしく食べられます。
7月17日(金)今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、あじのスタミナ焼き、肉じゃが、なすの味噌汁でした。あじは世界中で食べられている魚です。1年中水揚げされますが、春から初夏に最も多く獲ることができます。脂がのっていて、うまみが多い魚なので、味が良いから鯵という名前が付けられたともいわれています。
日本では、刺身や寿司、干物にして食べますが、外国でもマリネやフライなど様々な料理に使われています。本日の給食では、あじのスタミナ焼きが出ました。
7月16日(木)給食
今日の給食は、キャロットピラフのホワイトソースかけ、牛乳、ごぼうサラダ、青のり小魚でした。頭からしっぽまですべて食べることができる小魚は、骨ごと食べることができるので、骨や歯を作るカルシウムをたくさん摂ることができます。このカルシウムは、体に吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンDを一緒に摂ると、吸収されやすくなります。魚のおなかや皮にはビタミンDが含まれるので、魚を丸ごと食べると、カルシウムを無駄なく摂ることができます。今日の献立は子どもたちに人気のメニューでした。
7月15日(水)今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、トマトスパゲティ、オムレツ、イタリアンサラダでした。スパゲティは、イタリアの代表的なパスタのひとつです。パスタは、小麦粉でつくった麺で、代表的なものは、マカロニ、スパゲティ、ヌードル、ニョッキなど、生パスタもあります。一般的には、乾燥パスタが多く使われています。イタリアの港町ナポリで好まれているスパゲティナポリタンは、有名です。料理の名前の付け方には、地名をとったものや、材料名をつけたものなどがあります。今日の給食のスパゲティは、トマトをたくさん使ったスパゲティなのでトマトスパゲティと名付けました。とてもよく食べていました。
7月14日(火)今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、赤魚のねぎみそ焼き、いんげんのごま炒め、ちゃんこ汁でした。いんげんの正式名は「インゲンマメ」の緑色の若いさやの「さやいんげん」のことです。インゲンという名前の由来は江戸時代に日本にこの野菜を伝えたのが隠元和尚と言われているからです。さやいんげんは、ごま和え小やお浸し、みそ汁、煮物と、いろいろな料理に使われます。ミネラル、ビタミン、食物繊維が多く含まれて、緑黄色野菜に分類されます。リジンやアスパラギン酸という成長に必要なアミノ酸も含まれています。この栄養素は、夏バテの予防や疲労回復に効果があります。
7月13日(月)今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、鶏肉のマスタード煮、こふき芋、コンソメスープ、冷凍黄桃でした。主菜は鶏肉を粒マスタードで味付けして、煮た「鶏肉の粒マスタード煮」という料理です。マスタードは「からし」のことで、からしには、「和がらし」と「洋がらし」があります。「洋がらし」は、「マスタード」とも呼ばれています。どちらもアブラナ科の「カラシナ」の種を原料にしてつくります。今日使っているからしは、粒マスタードで、まろやかな辛味があります。からしは、食べたものの消化を助け、新陳代謝を活発にする働きがあり、またこの辛味の成分が腹痛を起こす悪い菌をやっつけてくれます。暑くなり食欲が落ちるこの時期にぴったりの料理です。
7月10日(金)今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、フェイジョアーダ(ブラジル料理)、コールスローサラダです。今日のフェイジョアーダは、ブラジルの代表的な料理です。ブラジルではフェイジョンというインゲン豆の仲間の豆と豚肉や牛肉を一緒に煮込みます。給食では豚肉と一緒に大豆や野菜を煮込んで作ります。ブラジルは日本の反対側にある遠い国で、サッカーでも有名な国です。フェイジョアーダは、お家ではなかなか出てこない料理だと思います。少しピリ辛ですが、食欲がそそられる料理です。
7月9日(木)今日の給食
今日の給食は、海鮮ピリ辛ラーメン、牛乳、千草炒め、冷凍パインでした。パインについてお話しします。「パイン」は英語で「松」、「アップル」は「りんご」のことをいいます。果物の形が松ぼっくりに似ていて、りんごのような甘い香りがするとことから「パイナップル」と呼ばれるようになりました。原産国は、中南米といわれています。現在では、日本でも平均気温が20℃以上の沖縄県をはじめとする地域で栽培されるようになりました。パイナップルには、“ブリメリン”というたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、胃もたれを防ぎ、消化を助ける効果があります。また、肉といっしょに料理をすると、この酵素の働きでお肉料理をやわらかく作ることができます。
7月8日(水)今日の給食
今日の給食は、沖縄県の郷土料理で、じゅうしい、牛乳、きびなごカリカリフライ、ゴーヤーチャンプルーでした。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理だそうです。「ジューシー」とは「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全て混ぜご飯の総称として「ジューシー」と呼んでいます。区別して呼ぶときは、炊き込みご飯を「クファジューシー」、雑炊を「ヤファラジューシー」というそうです。沖縄は、豚肉や海藻をたくさん食べている県として有名です。ジューシーにも豚肉、昆布が入っています。豚のゆで汁を入れ、つややかにご飯を炊きあげるのが特徴で、ご飯にコクとうま味が加わります。