おいしい給食
10月12日(火) 今日の給食
今日の給食は、肉汁うどん、牛乳、ひなちゃんの卵焼き、小松菜のおろし煮、いちごクレープでした。
今日は、10月1日の「市民の日」にちなんだ「市民の日記念献立」です。鴻巣市、吹上町、川里町が合併をして16年目になります。給食では、ご当地グルメ川幅うどんにちなみ太打ちのうどんにし、つけ汁には鴻巣市内の農家さんが育てた「ねぎ」を使いました。卵焼きにはひなちゃんの焼き印が押してあります。
農家さんが、まごころこめて育ててくれた「ねぎ」を太打ちのうどんと一緒に美味しくいただきました。
10月11日(月) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、ししゃもの磯辺フライ、肉じゃが、もやしのおひたしでした。
もやしは、料理の主役になることは少ないですが、生命力にあふれた栄養のある野菜です。豆が芽を出すときに、豆のときにはなかったビタミンCが加わります。炒め物や汁の具、スープ、和え物、鍋など様々な料理に使えます。
給食では、もやし、にら、ひじきを合わせておひたしにしました。
10月8日(金) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、ジャージャン豆腐、五目スープでした。
ジャージャン豆腐とは、漢字で「家常豆腐」と書きます。中国の家庭料理で味付けは、各家庭によって違います。豆腐を揚げた厚揚げと野菜を一緒に炒めた料理です。
給食では、厚揚げと、豚肉、にんじん、キャベツ、ねぎ、椎茸、たけのこを一緒に炒めて味噌や豆板醤を使って甘辛く味付けをしました。
10月7日(木) 今日の給食
今日の給食は、食パン、ブルーベリージャム、牛乳、鮭グラタン、ボイルブロッコリー、コンソメスープでした。
10月10日は「目の愛護デー」です。目の愛護デーにちなんで、今日の給食には目に良い食べ物を取り入れました。ブルーベリーの紫色の「アントシアニン」、鮭の赤い色の「アスタキサンチン」という色素はどちらも目の血行を良くしたり、目の疲れをとったりする働きがあります。今日は、角切にした鮭にベシャメルソースとチーズをかけてグラタンにしました。
10月6日(水) 今日の給食
今日の給食は、豆腐飯、牛乳、いかのみそ焼き、ちゃんこ汁、りんごでした。
「豆腐飯」は、群馬県利根地区の郷土料理です。この地域は、大豆の産地で木綿豆腐作りが盛んでした。大豆は、荒れ地でも作れる作物だったため大豆加工品は貴重なたんぱく源として昔の人の生活の知恵が受け継がれてきた料理といわれています。
「しょうゆめし」に消化の良い木綿豆腐を炒めて入れたところ美味しかったことが始まりだそうです。給食では、鶏肉、にんじん、きのこを入れて彩り良く作りました。
10月5日(火) 今日の給食
今日の給食は、チャーシューめん、牛乳、根菜のさっぱり炒め、みかんでした。
みかんは日本原産のくだもので、収穫時期は9月から1月までで、その後3月まで長い期間スーパーなどにも並んでいます。みかんは、ビタミンCが豊富で風邪予防に効果的です。果肉の袋には、便秘改善の作用もあります。みかんでビタミンCを補給して、風邪に負けないようにしましょう。
10月4日(月) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、小魚アーモンドでした。
カレーライスの味の決め手となるカレー粉は、いろいろなスパイスを組み合わせて作られています。スパイスは、色付けするもの、香り付けするもの、辛味付けをするものと大きく3つに分けられ種類は約350から500あるといわれています。
カレー粉は約30種類のスパイスを選んで組み合わせて作られています。スパイスには消化を良くし、食欲を刺激する働きもあります。
今日の給食のカレーは、豚肉、じゃがいも、たまねぎ、にんじんで作りました。
10月1日(金) 今日の給食
今日の給食は、チャーハン、牛乳、ポークしゅうまい、チンゲン菜とあさりのスープでした。
しゅうまいは、豚のひき肉を小麦粉の皮で包み蒸し調理した中華料理の点心です。日本へは、江戸時代の初め頃長崎へ伝わり、その後明治時代に横浜にある料理店で販売されるようになり日本各地へ広まったと言われています。
9月30日(木) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、鶏肉のパプリカージュ、粉ふき芋、ウインナーとレンズ豆のスープでした。
鶏肉は、食べる部分によって部位ごとに分けられています。むね肉やささみ肉は、脂肪が少なくあっさりしていて、もも肉や手羽は脂肪がのっていてコクがあります。鶏肉には、筋肉や血液などの体を作る働きのあるたんぱく質が多く含まれています。
今日の給食は鶏肉のパプリカージュにしました。
9月29日(水) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、さんまの辛味焼き、もやしとほうれん草のお浸し、豚汁でした。
さんまは、秋になると産卵のために日本の近海に近づいてきます。旬のさんまは脂がのっていておいしく、うま味である脂には、血液の流れを良くしたり、頭の回転を良くする働きがあります。
今日の給食は、たれにさんまを漬けてから焼いた辛味焼きにしました。
9月28日(火) 今日の給食
今日の給食は、なめこおろしうどん、牛乳、さつま芋と大豆の甘辛揚げ、巨峰でした。
ぶどうは皮の色で黒、赤、緑の3つに分けられます。黒や赤い皮には、ポリフェノールの一種のアントシアニンがたくさん含まれています。日本は、ワインの原料にするぶどうの生産量よりも生で食べるぶどうの生産量が多く世界でも珍しい国です。
給食室でぶどうの房から切り離し1粒1粒丁寧に調理員さんが分けてくださいました。果汁たっぷりで美味しかったです。
9月27日(月) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、酢豚、わかめスープでした。
酢豚は、家庭にも浸透している中華料理です。酢豚という名前は、日本で付けられた名前で、豚肉の角切りに片栗粉をまぶして揚げ、炒めた野菜と合わせて甘酢あんをからめた料理になります。「お酢」は、お肉を柔らかくしてくれて、脂っぽさを和らげて料理をさっぱりとしてくれる働きもあります。
今日の給食の酢豚には、じゃがいも、ピーマン、にんじん、たまねぎ、たけのこ、干ししいたけの野菜を入れて作りました。
9月24日(金)今日の給食
今日の給食は、肉丼、牛乳、きゅうりの漬物、あさりの味噌汁、あじつき小魚でした。
今日の肉丼に使われている肉は、「豚肉」です。豚肉には、筋肉や内臓などの体をつくるもとになるたんぱく質が多く含まれています。さらに、体の疲れをとってくれる働きがあるビタミンB1も多く含まれています。肉丼の「丼」は「丼ぶり」の丼で、深めの丼ぶり鉢にご飯とおかずを一緒に盛り付けた料理のことです。
季節の変わり目で、疲れやすいこの時期には、豚肉を食べて元気に過ごせると良いですね。
9月22日(水) 今日の給食
今日の給食は、高菜ピラフ、牛乳、きびなごカリカリフライ、ベジタブルスープ、冷凍みかんでした。
高菜ピラフに入っている「高菜」は、アブラナ科の一種で、小松菜に似た葉野菜です。熊本を中心とした九州地方では、「高菜漬け」という漬物が名物です。高菜漬けは、野沢菜漬けや広島菜漬けと並ぶ、日本三大漬物のひとつです。
今日の給食の高菜ピラフは、ご飯と一緒に刻んだ高菜漬けやにんじん、玉ねぎ、ごまを入れて炊き込みました。
9月21日(火) 今日の給食
今日の給食は、田舎うどん、牛乳、里芋のそぼろ煮、満月ゼリーでした。
今日は、中秋の名月「十五夜」です。十五夜とは、1年の中で最も空が澄みわたる、旧暦の8月に美しく明るい月を眺める行事のことです。十五夜は、団子やススキとともに、収穫期である里芋などの芋を収穫への感謝や豊作祈願のために備える風習があったことから芋名月ともいいます。
給食では、芋名月にちなみ里芋のそぼろ煮と満月ゼリーを出しました。
9月17日(金) 今日の給食
今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、パンプキンスープでした。
かぼちゃという名前は、「カンボジア」から伝わったことに由来するといわれています。日本でも、17世紀に九州で栽培されていました。
夏の太陽の光をたくさんあびて育ったかぼちゃは、ビタミンAのもとになるカロテンやビタミンB、ビタミンCがたくさん含まれています。老化予防効果や便秘の改善にも役立ちます。
9月16日(木) 今日の給食
今日の給食は、中華おこわ、牛乳、焼き餃子、ビーフンソテーでした。
ビーフンは、米粉で作った細めの中国麺です。米を食べることに慣れていなかった時代に米を挽き、めんにして食べたことが始まりだといわれています。中国南部から台湾に伝わり、お客様をもてなす時の食材として発達しました。来客があってから米を研いで炊くのでは遅すぎるので、すぐに調理できるビーフンは重宝されたそうです。
9月15日(水) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、赤魚のねぎ味噌焼き、切り干し大根の炒め煮、ほうれん草と豆腐のすまし汁でした。
赤魚は、フサカサゴ科の海水魚で日本では、北海道のオホーツク海や青森県から宮城県の太平洋沿岸に生息しています。釣り上げた時、水圧の急激な変化により、目が飛び出すことがある赤い魚で、「目が抜け出る」という意味で「メヌケ」という名前もあるそうです。
給食では、ねぎ味噌焼きにしました。
9月14日(火) 今日の給食
今日の給食は、ツイストパン、牛乳、きのこスパゲティ、チキンナゲット、イタリアンサラダでした。
きのこの旬は、9月から11月と3月から5月の2季です。世界中で食べられ、栽培も盛んに行われています。しいたけやなめこ、えのきだけ、マッシュルームやエリンギなど様々な種類があり、特有の香りや旨味、歯ごたえもあります。さらに、カロリーが低く、食物繊維が豊富な食品なので、いろいろな料理に加え、たくさん食べてもカロリーの摂りすぎを心配することなく、食べることができます。
9月13日(月) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、かつお竜田揚げ、大豆の磯煮、キャベツのみそ汁でした。
かつおは、春になると太平洋から南に向かってのぼり、秋になると、北から南に下ります。1年中とれる魚ですが、季節によって味が違い、旬は1年に春と秋の2回あります。4月から6月頃に取れるかつおは「初鰹」「上り鰹」と呼ばれ、油が少なく、あっさりと食べられます。9月から10月頃にとれるかつおは「戻り鰹」といい、脂がのってこってりとしています。
給食では、かつお竜田揚げにしました。
9月10日(金) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、マーボー茄子、わかめとあさりのスープ、ハニーピーナッツでした。
なすは、九州などの暖かい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が作られています。
なすの旬は7月から9月です。夏野菜には体を冷やす効果があり、暑さ負けしそうなときや体にほてりがある時に食べると効果があります。なすの紫色の色素の「ナスニン」にはポリフェノールという老化防止や目の働きをよくする効果もあります。
給食では、ピリ辛の肉みそと和えてマーボー茄子にしました。
9月9日(木) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、白身魚のこんがり焼き、いんげんとコーンのソテー、ミネストローネでした。
今日のお魚は「ホキ」です。ホキは、白身魚フライとしてフィッシュバーガーの材料として良く食べられています。ホキはオーストラリアやニュージーランド周辺の深海でよくとれる魚です。とても上品な白身魚でクセがなく、煮ても焼いても揚げても美味しく食べられるお魚です。
給食では、マヨネーズを塗り、粉チーズ、パン粉、コーンフレークの衣をつけてこんがりと焼きました。
9月8日(水) 今日の給食
今日の給食は、こぎつね寿司、牛乳、厚焼き卵、三平汁、冷凍みかんでした。
三平汁は北海道の郷土料理です。昆布でだしをとり、鮭やたら、にしんなどの塩漬けした魚とだいこんやにんじん、じゃがいもを煮た塩味がベースの汁ものです。200年以上前の江戸時代の本にも出てくる歴史のある料理です。
給食では、鮭、豆腐、だいこん、にんじん、ねぎを使い、塩としょうゆで味付けをしました。
9月7日(火) 今日の給食
今日の給食は、ホット中華めん、コーンみそラーメン、牛乳、ポテトのチーズ焼き、ミニトマトでした。
給食には、毎日牛乳のほかに、みそ汁やスープなどの汁物が登場します。給食の汁物は、体に吸収されやすいちょうど良い濃さになっています。暑い日が続くとたくさん汗もかくと思います。暑い日ほど温かい汁物から水分、塩分、さらには野菜からビタミンをとって熱中症などにならないようにしましょう。
9月6日(月) 今日の給食
今日の給食は、夏野菜カレー、牛乳、フルーツ白玉でした。
白玉団子の原料の白玉粉はもち米からできています。白玉粉に水を加えて耳たぶくらいの柔らかさになるまでよく練り、団子にして、沸騰したお湯の中に団子を入れて浮き上がってきたら、水に入れて出来上がりです。
白玉団子は、お餅と比べて粘り気もなく、口当たりはつるんとしていてのど越しの良さが特徴です。
9月3日(金) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、なすのみそ汁、牛乳、カレイのレモン風味、キャベツのおかか炒めでした。
おかかとは、かつお節のことです。キャベツのおかか炒めは、キャベツを炒めてしょうゆを入れ、薄く削ったかつお節をそのまま入れて作りました。かつお節のうまみがたっぷりのメニューになっています。
なすのみそ汁は、なす、じゃがいも、たまねぎ油揚げと具沢山になっています。
9月2日(木) 今日の給食
今日の給食は、食パン、りんごジャム、牛乳、ポークビーンズ、フラワーサラダでした。
パンの歴史は古く、エジプトで作られたのが始まりです。食パンは、生地を型に入れて焼き上げ、スライスしたもので、フランスのパンドゥミやイギリスの山型パンなどが原型となり日本で発展したパンです。昔は消しゴムとしてもパンを使っていたため、食べるパンと区別をするために「食パン」と呼ぶようになったという説があります。
9月1日(水) 今日の給食
今日 から2学期の給食が始まります。
今日の給食は、キムチチャーハン、牛乳、春巻き、大根としめじの中華スープ、梨です。
今日の梨は、豊水です。 梨の成分は、ほとんどが水分ですが、むくみを解消したり、取りすぎた塩分を排泄したり、夏バテにも効果があります。また、新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果がある成分も含まれています。
7月16日(金) 今日の給食
今日の給食は、ジャンバラヤ、コーヒー牛乳、オムレツ、白花豆のクリームスープ、みかんゼリーでした。
ジャンバラヤはアメリカの家庭料理で、香辛料やハーブを加えたスパイシーなごはんです。地域、家庭によって味付けもいろいろあります。給食ではパプリカパウダー、ケチャップで赤く色づけし、カレー粉、チリパウダーでピリッと辛味を利かせてあります。
7月15日(木) 今日の給食
今日の給食は、天ぷらうどん、牛乳、もずくとさつまいもの天ぷら、すいかでした。
今日は茨城県産の大玉すいかを、調理員さんが一生懸命カットしてくれました。
みずみずしく、甘みがあり、とても美味しかったです。
すいかは96%が水分で残りはビタミンやミネラルなので、汗をかくこの時期にぴったりです。
7月14日(水) 今日の給食
今日の給食は、夏野菜カレー、牛乳、サイダー入りフルーツポンチでした。
夏野菜は、この時期にとれる、夏が旬の野菜のことで、夏の太陽をたっぷり浴び、ビタミンやミネラルなどの栄養をたくさん蓄えています。強い日差しで疲れた目や肌を回復してくれたり、体を冷ましてくれるはたらきがあります。今日のカレーには、夏野菜のかぼちゃ、トマト、とうもろこし、枝豆が入っています。これから夏に向けて続々と旬を迎える夏野菜を積極的に食べて、暑さに負けない体作りを目指しましょう。
7月13日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、コーヒー牛乳、真鯛の照り焼き、肉じゃが、冬瓜汁でした。
※配信メールで既にお知らせしましたが、食材調達の都合で牛乳がコーヒー牛乳に変更になりました。また、16日はコーヒー牛乳が牛乳へと変更になります。
今日の魚は、鯛の水揚げ量日本一、長崎県産の真鯛でした。今日は、国の補助金を活用して無償でいただいた真鯛をしょうゆ、みりん、砂糖、おろししょうがのたれをかけて焼き照り焼きにして出しました。みそ汁は、冬瓜の入ったみそ汁です。冬瓜は、冬の瓜と書きますが、旬は夏です。ラグビーボールのような形の冬瓜を小さく切ってみそ汁に入れて作りました。
7月12日(月) 今日の給食
今日の給食は、クルーリー風セサミパン、牛乳、ムサカ、レヴィシアスーパ、冷凍みかんでした。
今年は東京でオリンピックが開催されるので、今日は第1回オリンピック開催国のギリシャ料理にしてみました。クルーリとはギリシャでよく食べられているパンで、ゴマがたくさんついているリング状のパンです。ムサカはなすのグラタンです。なすやじゃがいもとミートソースやベシャメルソースを重ねて焼きます。レヴィシアスーパはギリシャ語で「レヴィシア」がひよこ豆、「スーパ」がスープのことでひよこ豆を使ったスープのことです。
7月9日(金) 今日の給食
今日の給食は、豆腐のそぼろ丼、牛乳、利休汁、小魚アーモンドでした。
「利休汁」の「利休」はゴマを使った料理の名称です。今日の給食の利休汁にも、もちろんごまが入っています。ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなどの種類があります。また、栄養価は、ビタミンEやゴマリグナン、アントシアンなどの成分が含まれています。これらには、体の細胞の老化を防ぐ、抗酸化作用があり、ガン予防などが期待されています。また、ゴマリグナンには、肝臓の機能を向上させてくれる働きがあり、二日酔いを予防してくれます。
7月8日(木) 今日の給食
今日の給食は、海鮮ピリ辛ラーメン、牛乳、焼きぎょうざ、ゆでとうもろこしでした。
「とうもろこし」の先端の部分には、たくさんのヒゲがついていますが、これは、めしべの一部で、ヒゲの数と粒の数は同じだと言われています。また、とうもろこしの粒ですが、成長過程で2つに分裂するため、病気にでもかからない限り、必ず偶数になるそうです。
夏が旬のもぎたてのとうもろこしは甘くて柔らかく、とても美味しいです。
7月7日(水) 今日の給食
今日の給食は、子どもパン、牛乳、星のコロッケ、ボイルキャベツ、ズッキーニのトマトスープでした。
今日は「七夕」にちなみ、星の形のコロッケで、夜空を表しました。
スープに入っている「ズッキーニ」は、形はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。しかし、生で食べられるところや、皮も食べられるところはきゅうりに似ています。生で浅漬けやピクルスにしても美味しいですし、油と相性が良いので魚介類や肉類と一緒に炒めたり、フライにしても美味しく食べられます。
7月6日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、いかのにんにく醤油焼き、ゴーヤーチャンプルー、もずくスープでした。
「ゴーヤ」は、沖縄特有の島野菜で、独特の苦みがあることから別の名前で「にがうり」と呼ばれます。この独特の苦みには、胃腸を刺激し、食欲が湧く、夏バテ予防によい成分が含まれています。その他に日焼けした肌に必要なビタミンCもなんとレモンの2倍以上含まれています。疲労回復の働きもあり、やみつきになるゴーヤにしかない苦い味が人気となり、夏の健康に欠かせない野菜として全国的に広まりました。
7月5日(月) 今日の給食
今日の給食は、じゅうしい、牛乳、きびなごごまフライ、なすの味噌汁、冷凍パインでした。
今日のごはんは、沖縄県の郷土料理「じゅうしい」です。沖縄では、お祝いや法事などの行事に欠かせない料理です。「ジューシー」は「雑炊」を意味する沖縄の方言ですが、炊き込みご飯も雑炊も全ての混ぜご飯のことを「ジューシー」と呼ぶそうです。「じゅうしい」には豚肉、昆布などが入っていますが、沖縄には、豚を丸ごと無駄なく使う豚料理がたくさんあります。また、江戸時代のころからサトウキビの栽培が盛んであったことから、北海道とは昆布を、鹿児島とは鰹節を、黒砂糖と交換していたそうです。このことから、豚肉や昆布、鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。
7月2日(金) 今日の給食
今日の給食は、さきたまロール、牛乳、トマトスパゲッティ、チキンナゲット、イタリアンサラダでした。
「トマト」は、夏の代表的な野菜の一つで、とりすぎた水分を体の外に出してくれるカリウムが多く含まれています。また、トマトの赤い色は「リコピン」という色素で、抗酸化作用があります。さらに、ビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を予防してくれたりします。ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という、トマトを食べると医者に行く必要がなくなり、医者が困って青くなるという言い伝えもあります。今日はそんなトマトをたっぷり使ったスパゲティでした。
7月1日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、あじフライ、大豆の磯煮、相性汁でした。
今日の相性汁は、6年生が堀った新鮮なじゃがいもを使いました。じゃがいもを育ててくれた環境美化委員さん、下忍小の6年生、調理してくれた調理員さんに感謝しながらいただきました。完食したクラスもたくさんあり、美味しかったと言ってもらえました。
6月30日(水) 今日の給食
今日の給食は、ナン、牛乳、カレーミート、グリーンサラダでした。「ナン」は、インドやヒマラヤ地方など中央アジア一帯で主食として食べられています。普通のパンは、小麦粉にイースト菌を入れて発酵させて作りますが、ナンは発酵させていないパンです。小麦粉などでよく練って作った生地をひょうたんの形にのばし、タンドールという土釜の内側にはりつけ、高温で焼きます。もちもちした食感とふんわりと焼いた表面のでこぼこしたところに焦げ目があるのが特徴です。ナンを一口大にちぎって、カレーミートをつけて食べました。
6月29日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、チンジャオロース、チンゲン菜とあさりのスープ、冷凍みかんでした。「チンジャオロース」は、日本で好まれて食べられている中華料理のひとつです。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は細切り肉のことをいい、チンジャオロースは、ピーマンと肉の細切りを炒めた料理ということになります。ピーマンには、カロテンやビタミンCがたくさんあります。今日のチンジャオロースにも、たくさんの栄養が含まれています。
6月28日(月) 今日の給食
今日の給食は、鶏五目ごはん、牛乳、いかのかりん揚げ、雷汁、梅ゼリーでした。「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」と雷の音に似ていることから「雷(かみなり)汁」という名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っており、食物繊維が豊富です。
6月25日(金) 今日の給食
今日の給食は、食パン、いちごジャム、牛乳、ポークビーンズ、ブロッコリーサラダでした。ポークビーンズは、豚肉と大豆を主な材料とした、トマト味の煮込み料理です。アメリカの代表的な家庭料理で、給食でも大人気です。大豆が美味しくたくさん食べられるので、家庭料理としてもおすすめです。
6月24日(木) 今日の給食
今日の給食は、豚キムチうどん、牛乳、小松菜の炒め物、さくらんぼでした。「豚キムチうどん」は、初めて鴻巣市の給食に登場するメニューです。名前の通り、豚肉と、白菜のキムチが入ったうどんで、かつお節からとっただしに、しょうゆで味付けをします。そこに、ピリッと辛いキムチがよいアクセントになっています。
また、「さくらんぼ」は、今が旬の果物です。さくらんぼは、桜の木になる実ですが、一般的に、花を楽しむソメイヨシノとは違う品種の桜の実です。
6月23日(水) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、いわしの梅煮、切り昆布の煮物、肉団子汁でした。いわしの梅煮の「いわし」は、海から水揚げするとすぐに弱ってしまうことから、「よわし」といわれ、それが「いわし」という名前の由来になったという説があります。漢字でも魚へんに「弱い」と書きます。栄養は、たんぱく質のほか、頭がよくなると言われているDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAが多く含まれています。今日のいわしの梅煮は、骨まで柔らかく煮てあり、骨ごと食べることができるので、カルシウムも多く摂れます。
6月22日(火) 今日の給食
今日の給食は、ナシゴレン、牛乳、目玉焼き、フォーのスープでした。ナシゴレンは、インドネシアでよく食べられている、チャーハンのような料理で、インドネシア語で、「ナシ」は、「ごはん」、「ゴレン」は、「油で炒める」や「油で揚げる」という意味です。辛く仕上げることが多いですが、目玉焼きを添えて食べることが多く、辛さをマイルドにしてくれます。また、スープの「フォー」とは、ベトナム料理で使われる米粉で作られた麺のことで、平たい形が特徴です。蒸し暑くなってくるこの時期に、蒸し暑い気候の東南アジアの料理を出してみました。
6月18日(金) 今日の給食
今日の給食は、枝豆じゃこごはん、牛乳、厚焼き卵、鋳物汁、メロンでした。鋳物汁は埼玉県川口市で生まれた料理です。「鋳物」とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷やし固め、取り出して作った金属製品のことです。川口市にはたくさんの「鋳物工場」があります。豆腐などを油で炒めたところに、煮干しでとっただし汁を加えると、油が浮いてきます。また、最後にごま油も加えています。この油が、溶かした鉄を想像させるということで、この名前が付きました。
6月17日(木) 今日の給食
今日の給食は、わかめラーメン、牛乳、ゼリーフライ、冷凍みかんでした。ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースに小判型に整えて油で揚げた食べもので、鴻巣市の隣の行田市のB級グルメです。味付けは、ソースがベースで作られた特製つけだれで、衣のついていないコロッケのようなものです。「ゼリー」の由来は、定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変化したといわれています。今日は、調理員さん手作りのゼリーフライです。一つ一つ丁寧に作りました。
6月16日(水) 今日の給食
今日の給食は、タコライス、牛乳、ファイバースープでした。タコライスは、メキシコ料理の「タコス」をご飯と一緒に食べる沖縄料理です。「タコス」とは、スパイシーに味付けしたひき肉、野菜、チーズ、サルサソースなどを「トルティーヤ」と呼ばれるとうもろこしを原料とした皮にくるんだり、挟んだりして食べる伝統的なメキシコ料理です。1980年代に沖縄で誕生し、学校給食にも登場し、その後、全国的にタコライスが広がりました。給食では豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカ、大豆、チーズ、みそ、しょうゆ、ケチャップ、豆板醤などをいれて作ったものをご飯の上にかけます。
6月15日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、カレイの竜田揚げ、肉じゃが、すまし汁でした。カレイは日本近海と北極海、太平洋、インド洋、大西洋に生息しています。世界には約100種類、日本だけでも約40種類がいると言われ、それらすべてを総称してカレイと呼びます。日本では、北海道から九州まで広く分布しているため、地方によって呼び名も味も旬も様々です。調理法も様々あり、馴染み深く美味しい魚です。
6月14日(月) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、照り焼きチキン、いんげんとコーンのソテー、クラムチャウダーでした。クラムチャウダーは、アメリカで誕生した料理です。日本のクラムチャウダーは「あさり」を使いますが、本場のアメリカでは「ホンビノス貝」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。ホンビノス貝は、北米産の外来種ですが、アサリなどの在来種とは生息域が異なり、生態系への影響はなく、今では、日本の海にも定着し、千葉では「千葉ブランド水産物」に認定されています。今日の給食では、あさりとたくさんの野菜を使っています。
6月11日(金) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、キャンディーチーズでした。カレーの始まりは「インド」です。本格的なカレーは、数十種類以上の辛味や味・香り、色など、それぞれに特徴があるスパイスを調合して作ります。日本にカレーが伝わってきたのは明治時代で、今では国民食と言われるようになりました。なんと今ではインドに次いで、カレー粉消費量、世界2位です。暑くなってきましたが、スパイスの香りが食欲をそそります。
6月10日(木) 今日の給食
今日の給食は、ライスボールパン、牛乳、焼きそば、たこナゲット、わかめスープでした。ライスボールパンは、米粉と小麦粉をあわせて作ったパンです。米粉は、埼玉県産の「彩のかがやき」、小麦粉は一部に埼玉県産の「さとのそら」という種類を使っています。米粉が入ることで、独特のモチモチ感のあるパンになります。パンの上にのっている粒々は「ざらめ」です。ざらめは、砂糖と同じく「さとうきび」から作られます。また、砂糖と違い、粒が大きいので食感を楽しむことができます。
6月9日(水)今日の給食
今日の給食は、豚肉とごぼうの炊き込みご飯、牛乳、ししゃもフライ、キャベツの味噌汁でした。ししゃもは、頭から尻尾まで丸ごと食べることができ、記憶力を高めてくれるDHAやEPA、骨を丈夫にしてくれるカルシウムやマグネシウムなど身体に良い働きをしてくれる栄養素がたっぷり含まれています。今日はそのししゃもをフライにしました。
6月8日(火) 今日の給食
今日の給食は、中華丼、牛乳、春雨スープ、アーモンドでした。中華丼は、ごはんの上にあんかけの肉や魚介類の入った野菜炒めをのせた中華風のどんぶりです。今日の給食の中華丼は、豚肉、イカ、にんじん、たけのこ、たまねぎ、キャベツ、かまぼこ、うずらの卵が入っていて、しょうゆ、オイスターソースなどで味付けし、とろみをつけたものをごはんの上にかけて配膳しました。海、山、畑の幸と使っている食品も多く、栄養のバランスもよく、ボリュームたっぷりでスタミナのつくメニューです。
6月7日(月) 今日の給食
今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、コーンクリームスープでした。ハンバーグの始まりは、昔、ドイツ人が堅い肉をおいしく食べるために包丁で細かく刻んで焼いて食べたことだと言われています。今、世界中の食卓ですっかり一般的なおかずになりました。今日のハンバーグのソースは、にんじんとマッシュルームを炒め、ケチャップ、ソース、赤ワイン、砂糖を加えて煮込んだケチャップソースです。ハンバーグの付け合わせには、キャベツの千切りをゆでたボイルキャベツを出しました。今日は、パンの間にハンバーグとキャベツを挟んで食べます。
6月4日(金) 今日の給食
今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、まるごとあじフライ、かみかみきんぴら、呉汁でした。
6月4日~10日は、歯と口の健康週間です。それにちなみ、今日の給食は、かみ応えのあるごぼうとスルメイカなどを炒めて作った、かみかみきんぴらと、まるごと骨まで食べられるあじフライでした。
よく噛んで食べることには様々なメリットがあります。食事が少量でも満腹のサインが脳に伝わりやすく食欲が抑えられることや、脳内物質の働きとして内臓脂肪の分解を促進することも知られており、二重のダイエット効果が期待できます。他にも、脳の活性化や、だ液の分泌が増え消化を助けるなどの効果もあります。
忙しい毎日ですが、食事は、よく噛んで、ゆっくり味わって食べましょう。
6月3日(木) 今日の給食
今日の給食は、五目うどん、牛乳、鶏つくね、メロンでした。今日は今が旬のメロンが出ました。みずみずしく、とても美味しかったです。メロンには網目がありますが、小さいうちのメロンにはまだ網目はありません。内側の果実の成長に、固くなった外側の皮が成長に耐えられず、ひびが入り、これが網目模様になります。きれいな網目のものほど価値も上がるそうです。
6月2日(水) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー豆腐、えびしゅうまい、もやしのナムルでした。「ナムル」は韓国料理のひとつです。日本語で野菜という意味があり、その名の通り、野菜をゆでて、調味料とごま油で和えたものです。日本ではビビンバの具として使われることで有名ですが、韓国では食事のおかずとして欠かせないものであり、常備菜として、冷蔵庫にストックされているそうです。今日の給食では、もやし、にんじん、きゅうりを使い、韓国ドレッシングと和えました。
6月1日(火) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、ホキのピザ焼き、ジャーマンポテト、ウインナーとレンズ豆のスープでした。ジャーマンポテトの「ジャーマン」は「ドイツ風の」という意味で、じゃがいもや玉ねぎ、ベーコンがドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。しかし、ドイツには、ジャーマンポテトという名前の料理はなく、「じゃがいもとベーコン」という意味の「シュペックカルトッフェル」という名前で呼ばれているそうです。
5月28日(金) 今日の給食
今日の給食は、ツイストパン、牛乳、スパゲティボンゴレ、チキンナゲット、こんにゃく入り海藻サラダでした。スパゲティボンゴレの「ボンゴレ」は、イタリア語 で、あさりやはまぐりなどの二枚貝 のことです。つまり、スパゲティボンゴレとは、二枚貝 が入ったスパゲティのことです。今日の給食のスパゲティボンゴレには、今が旬のあさり、マッシュルーム、ベーコンなどを入れました。にんにくの香りが食欲をそそるメニューです。
5月27日(木) 今日の給食
今日の給食は、ひき肉ともやしのあんかけ丼、牛乳、チンゲン菜のスープ、ハニーピーナッツでした。「もやし」は豆類を発芽させた食べ物をさします。あまり栄養がないと思われがちですが、実は様々な栄養が含まれています。特に多いのは、ビタミンCや、食物繊維です。今日は、豚の挽肉と一緒に炒めて、あんかけ丼にしました。野菜が摂れ、食べやすく美味しいメニューです。
5月26日(水) 今日の給食
今日の給食は、キャロットピラフのホワイトソースかけ、牛乳、豆サラダ、青のり小魚でした。今日は、豆サラダに入っている「発芽大豆」についてお話します。発芽大豆は、一般の大豆製品より栄養価が高いといわれています。栄養価が高い理由は、発芽効果にあります。発芽は芽を出すことですが、そのためには、栄養素を分解して、吸収しやすくする必要があります。つまり、新芽の方が、豊富な栄養素を含んでいるわけです。発芽大豆の栄養は、良質なたんぱく質が多く、肉や魚よりも脂肪が少ないです。また、カルシウム、食物繊維も豊富です。
5月25日(火) 今日の給食
今日の給食は、しょうゆラーメン、牛乳、キャラメルポテト、ミニトマトでした。今日はミニトマトについてお話しします。ミニトマトの原産地はトマトと同じ南米・アンデス地方で、はじめは飛行機の機内食用に栽培されていたようです。その後、1980年代になると、その見た目可愛らしさから人気を集め、一般にも普及するようになりました。ミニトマトは、小さいですが、トマトよりも栄養がぎゅっと詰まっています。ミニトマトの赤い色は「リコピン」という色素です。リコピンには抗酸化作用という老化を遅らせる作用があります。さらにビタミンCも多く、紫外線で焼けた肌をきれいにしてくれたり、病気を防いだりしてくれます。
5月24日(月) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、チーズでした。チーズは、牛乳を固めてから、水分を取り除いたものなので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと、牛乳を比べた場合、チーズのカルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は約7倍もあります。チーズは少しの量でたくさんの栄養をとることができます。
5月21日(金) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、オムレツのケチャップソースかけ、アスパラサラダ、オニオンスープでした。「アスパラガス」についてお話します。南ヨーロッパが原産で、日本へは江戸時代にオランダから鑑賞用として伝わってきました。食用として栽培されるようになったのは明治時代になってからです。アスパラガスには、滋養強壮や疲労回復に効果があるアスパラギン酸が含まれています。また、穂先の部分には、血管を丈夫にする働きがあるルチンが含まれています。ほかにも、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため、貧血予防に効果があります。アスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。この中でも最もおいしい時期は春から初夏にかけての今の時期です。
5月20日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、厚揚げ入り回鍋肉、わかめスープでした。回鍋肉は、中国の四川料理の一つです。本場中国の回鍋肉は、皮付きの豚肉を塊のままを茹でるか蒸して一度調理したものを鍋から取り出し、その肉を薄切りにして再び鍋に戻し、葉ニンニクやニンニクの芽をいっしょに炒め合わせて作ります。鍋から肉が出たり、入ったりするところから「回る鍋の肉」と書いて回鍋肉と呼ばれるようになりました。日本では、にんにくが食べやすいキャベツになり、肉も最初から炒めやすい薄切りの豚肉になり、作りやすく、食べやすくアレンジされました。給食の回鍋肉は厚揚げも入れて栄養満点です。
5月19日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、カレイのレモン風味、五目煮豆、じゃがいもの味噌汁でした。今日の魚の「カレイ」は、骨まで食べられるように調理してあるので、骨や歯を丈夫にするカルシウムがたくさんとることができます。また、煮豆には、良質なたんぱく質の豊富な大豆が使われています。今日の給食は昔から日本で食べられている食材の組み合わせで、健康な食事であるとして注目されている和食に欠かせない「まごわやさしい」の頭文字を含む7つのうちの5つが使われています。「ま」は豆で五目煮豆の大豆やみそ汁のみそ、「わ」はみそ汁のわかめ、「や」は野菜で五目煮豆やみそ汁の野菜、「い」はいもでみそ汁のじゃがいもです。これらの食べものの組み合わせは、噛みごたえがあり、色々な栄養をバランスよくとることができます。
5月19日(水) 今日の給食
今日の給食は、山菜うどん、牛乳、肉野菜炒め、抹茶蒸しパンでした。今日は、抹茶についてのお話しです。立春から数えて88日目の日を八十八夜といい、今年は5月1日がその日になります。このころは、新茶を摘む季節であり、摘んだお茶は上等なものとされます。また、この日にお茶を飲むと長生きをすると言われています。今日は、この新茶を粉にした抹茶を使った蒸しパンでした。
5月17日(月) 今日の給食
今日の給食は、深川飯、牛乳、だし巻きたまご、豚汁、河内晩柑でした。今日は「深川めし」についてのお話しです。「深川」は、東京都の地名の1つです。深川は昔、今より海の近くにありあさりがたくさん採れました。最初はとれたあさりを、みそ汁に入れたり、つくだ煮にしたりしていましたが、そのうちご飯と一緒に料理して食べるようになりました。それが深川めしの始まりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝で、春になると身が大きくなって美味しくなります。
5月13日(木) 今日の給食
今日の給食は、チャンポンめん、牛乳、肉団子の甘酢あん、スナップえんどうでした。今日はスナップえんどうについてのお話です。春になるとマメ科の野菜が多く出回ります。スナップえんどうもその1つです。「えんどう」には、完熟した豆を食べる「えんどうまめ」や、未熟なさやを食べる「さやえんどう、きぬさや」、完熟前のやわらかい豆をさやから出して食べる「グリンピース」、さやごと食べる「スナップえんどう」があります。スナップえんどうは、肉厚でひとつひとつ食べごたえがあり、絹さやのパリッとした食感とグリンピースの甘味の両方を味わえる野菜です。疲れをとったり、お腹の調子を整えたりする働きがあります。今日は、塩ゆでしたスナップえんどうを肉団子の甘酢あんの付け合わせとして出しました。
5月12日(水) 今日の給食
今日の給食は、ターメリックライス、牛乳、ドライカレー、アセロラポンチでした。「アセロラ」についてのお話です。アセロラの世界最大の生産国はブラジルです。日本では、沖縄県や鹿児島県で多く栽培されています。アセロラは、リンゴのような匂いがし、さくらんぼに似た甘酸っぱい果実で、5月から8月にかけて収穫されます。アセロラの収穫が始まることから、5月12日をアセロラの日と制定されました。今日は、アセロラの日にちなんで、真っ赤なアセロラゼリーの入ったアセロラポンチを出しました。
5月11日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、かつおフライ、茎わかめの金平、キャベツの味噌汁でした。今日は「鰹(かつお)」についてお話します。鰹は春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下る、季節によって移動する魚です。一年中とれますが、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の二回あります。四月から六月頃にとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」と言われ、秋にとれる鰹と比べ脂が少ないため、さっぱりとした味わいです。鰹は赤身の魚で、たんぱく質や鉄、ビタミンAなどが豊富です。一般的には、「お刺身」やいぶした「たたき料理」が有名です。今日の給食は、かつおにパン粉を付けて揚げたフライで出しました。
5月10日(月) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、鶏肉のパプリカージュ、粉ふきいも、コンソメスープでした。今日は「パプリカ」のお話です。「パプリカ」はなす科の植物で、辛くない唐辛子の一種です。ビタミンCやビタミンAが豊富です。栄養的には緑のピーマンとほぼ同じですが、パプリカは苦みがほとんどなく、甘味があるのが特徴です。その完熟した赤パプリカの実を乾燥させ種を取り出し、粉にしたものがパプリカパウダーで、今日のパプリカージュに使っています。パプリカパウダーは、ハンガリー料理では煮物やスープによく使われます。また、パプリカの果実からは赤い天然着色料の「パプリカ色素」が作られます。
5月7日(金) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、さばカレー醤油焼き、にらともやしのお浸し、新じゃがの炒め煮でした。「新じゃが」は、冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。また、収穫後、貯蔵されずにすぐに出荷されるのも特徴です。新じゃがの皮は、手でむけるくらい薄く、皮もおいしく食べられます。じゃがいもは、一年中、給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立でした。
5月6日(木) 今日の給食
今日の給食は、キムタクごはん、牛乳、かに玉、ワンタンスープ、冷凍パインでした。「キムタクごはん」の料理の名前の由来は、ある有名人の名前からではなく、材料の名前から付けられました。その名の通り、キムチとたくあんを使用しています。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物は発酵食品で、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。
4月30日(金) 今日の給食
今日の給食は、たけのこごはん、牛乳、きびなごのカリカリフライ、小松菜の味噌汁、柏餅でした。5月5日は、子どもの日です。子どもが元気に育ったお礼や、これからも健やかに成長してほしいという願いをこめてお祝いをします。そのごちそうに、ちまきや柏餅があります。今日は、お祝いに柏餅を出しました。また、今日のごはんに入っているたけのこも縁起物とされています。たけのこは、成長が早く、天に向かって真っすぐすくすく伸びることから、竹のようにまっすぐ元気に育ってほしいという願いが込められています。旬もちょうど今の時期で美味しく食べられます。
4月28日(水) 今日の給食
今日の給食は、ツイストパン、牛乳、ホキのこんがり焼き、青菜とコーンのソテー、トマトスープでした。ホキは、体長70センチほどで、主にニュージーランドやオーストラリア南部の深水300~800メートルくらいのところで生息しています。昔は、ほとんど食べることのない魚でしたが、今では切り身で食べたり、すり身にしたりと様々な食べられ方をしています。ホキには、目の病気を予防する働きなどがあるビタミンAとB2が多く含まれています。今日は、そのホキを、マヨネーズやチーズなどで味付けし、こんがり焼きました。
4月27日(火) 今日の給食
今日の給食は、コーンみそラーメン、牛乳、ポテトのチーズ焼き、清見オレンジでした。清見オレンジは、静岡市の果樹試験場で「宮内早生温州みかん」と「トロピタオレンジ」を配合して作られました。果樹試験場近くの海岸を清見潟といい、清見干潟の名前から清見オレンジと名付けられました。フレッシュな甘い香りと、たくさんの果汁があり、ビタミンCが豊富です。果肉は、柔らかく、温州みかんの甘みとオレンジの香りを同時に楽しむことができます。ビタミンCは免疫力を高めたり、皮膚や骨を作るなど、たくさんの働きがあります。
4月26日(月) 今日の給食
今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、豚肉の生姜炒め、かき玉汁、アーモンドでした。豚肉の生姜炒めは、豚肉にすりおろしの生姜とにんにく、しょうゆ、みりんなどで下味をつけし、にんじんやたまねぎなどの野菜といっしょに炒めました。豚肉は、ビタミンB1が豊富で、牛肉の約10倍も含まれています。豚肉と一緒に漬け込んだ生姜には、胃の調子を整えてくれる効果や体を温める効果もあります。豚肉と生姜は、疲れた体を元気にしてくれるスタミナ食材です。
4月23日(金) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、飛び魚の竜田揚げ、肉じゃが、春キャベツの味噌汁でした。今日は、飛び魚についてお話します。飛び魚は、背中が青く、お腹が銀色をしている30cmから40cmくらいの魚で、大きな胸びれが特徴です。この大きな胸びれを使って、海面を殿様バッタのように滑空します。最長400m飛んだ記録もあるそうです。飛び魚が飛ぶときは、天敵の魚に食べられそうになった時です。飛んで逃げて、命を守っています。遠くまで飛べるように、消化管の構造を簡単にして食べ物を体内に残さないようにしたり、骨をスカスカにまでして、体重を軽くしているそうです。今日は、そんな驚きの生態を持つ飛び魚を、竜田揚げにしました。ちょうど旬の時期を迎えていて美味しいです。
4月22日(木) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、ポークビーンズ、蒟蒻入り海藻サラダでした。ポークビーンズはその名の通り、豚肉と豆が主な材料で、これらをトマトなどで煮込んで作ります。アメリカの家庭料理で、各家庭にレシピがある「お袋の味」と言ってもよいメニューだそうです。給食では、大豆を使用しましたが、大豆には植物性たんぱく質が豊富に含まれています。この植物性たんぱく質と、肉や魚などから摂れる動物性たんぱく質、どちらかに偏らず、バランスよく食べることが大切です。
4月21日(水) 今日の給食
今日の給食は、チャーハン、牛乳、焼き餃子、五目スープでした。チャーハンは、「チャ―」が炒める、「ハン」はごはんという意味で、中国料理の炒めごはんのことです。工夫次第で色々な食材を利用でき、家庭料理としても人気の高い料理です。今日の給食のチャーハンは、焼き豚やえび、たけのこ、干ししいたけ、枝豆、ねぎを入れて作りました。
4月20日(火) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツポンチ、キャンディーチーズでした。今日は「カレー」についてお話します。カレーは西洋料理として明治初期に日本に上陸しました。1923年に日本人の口に合うカレー粉が開発され、続いて板チョコ状のカレールウが発売されました。安いこと、そしてご飯にかける手軽さから家庭での定番料理に定着しました。さらに1969年には、温めてかけるだけのレトルトカレーも発売されました。給食でも人気メニューの一つとなり、今や、日本の「国民食」とも呼ばれる地位を築きました。鴻巣市の給食では、カレールウを小麦粉・油・バターでじっくり炒めて、心を込めて手作りしています。
4月19日(月) 今日の給食
今日の給食は、子どもパン、牛乳、ハンバーグのケチャップソースかけ、ボイルキャベツ、コーンクリームスープでした。「春キャベツ」についてお話します。春キャベツは秋に種をまいて、春に収穫されます。葉が柔らかくてみずみずしく、ふんわりとして軽いのが特徴です。また、甘みがあり、この時期だけの特別な味わいがあります。
今日は、1年生が初めての給食でした。給食当番の仕事をきちんとして、みんなで美味しく給食を食べました。
4月16日(金) 今日の給食
今日の給食は、三色そぼろ丼、牛乳、あさりの味噌汁、冷凍パインでした。あさりは、春から初夏にかけて産卵期を迎えます。この時期がもっとも身が肥えておいしくなる、あさりの旬です。
また、1年生は牛乳給食の日でした。来週から始まる完全給食に向けて、給食時間の過ごし方、牛乳のたたみ方などを学びました。
4月15日(木) 今日の給食
今日の給食は、わかめうどん、牛乳、野菜炒め、白花豆のカップケーキでした。わかめは、全長4mほどの大きな海草で、めかぶ、茎、若芽と3種類の食べる部分があります。めかぶは粘り気があり、茎はコリコリとした食感で、若芽は柔らかいのが特徴です。日本は島国のため、大昔からわかめや海苔、昆布などの海藻を食べてきました。世界中でも、日本のように海藻をよく食べる食文化は珍しいといわれています。海藻には、からだの調子を整えるビタミンやミネラルがたくさん含まれています。
4月14日(水) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、めばるフライ、イタリアンサラダ、ミネストローネでした。
メバルについてお話しをします。目がパッチリしていることから「めがはる」、それから「メバル」という名前になったそうです。海の中で、目をパッチリとさせて岩にはりついています。メバルは、30cmほどの魚で北海道の南部から九州までの海にいて、防波堤などでもよく釣れる、冬から春が旬の魚です。そのためメバルは「春告げ魚」という別の名前があります。脂肪が少ない白身魚で、刺身、塩焼き、煮つけにしてもおいしい魚です。今日は塩、胡椒で下味をつけ、フライになって給食に登場しました。
4月13日(火) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、マーボー豆腐、チンゲン菜のスープ、冷凍りんごでした。「麻婆豆腐」という名前ですが、中国語で「マー」はあばた(天然痘が治ったあとのくぼみ)、「ボー」はお婆さんのことで、昔、四川省に住んでいたあばたのあるお婆さんが、唐辛子を使った豆腐料理を作っていたことに由来します。それが中国で広まったようです。日本では、昭和40年代に、ある料理番組で作ったのがきっかけで広まりました。その番組では、激辛の四川料理を日本人も食べやすいようにアレンジし、人気料理となりました。
4月12日(月) 今日の給食
今日の給食は、チキンライス、牛乳、枝豆フリッター、彩り野菜スープ、はちみつレモンゼリーでした。今日から令和3年度1学期の給食が始まりました。今年度もこのコーナーを更新していきます。よろしくお願いいたします。
3月23日(火) 今日の給食
今日の給食は、赤飯、牛乳、鶏の唐揚げ、ほうれん草のおひたし、豆腐とわかめのみそ汁、セレクトデザートでした。今日は、今学期最後の給食でした。明日には6年生の皆さんは、この学校を卒業し、巣立っていきます。そのお祝いをするために、今日の主食は、「赤飯」にしました。赤飯は、ささげ(豆)をたっぷりの水でゆでこぼし、ささげ自体とゆでたときの汁を使って作ります。そのため、赤っぽい色がつきます。赤い色には、災いをさける力があると信じられており、日本で古くからお祝いのときに食べられている特別な料理です。
3月22日(月) 今日の給食
今日の給食は、カレーライス、牛乳、フルーツナタデココ、キャンディーチーズでした。ナタデココについてお話しします。ナタデココはスペイン語です。ナタデココの「ナタ」は、「浮かぶ皮」という意味で、「ココ」は「ココナッツ」のことです。つまり、ナタデココとは、ココナッツの上澄みの皮という意味です。実際には、ココナッツミルクやココナッツウォーターにナタ菌と呼ばれる酢酸菌を加えて発酵させ、浮いてきた皮をサイコロ状に切ったものがみなさんが知っているナタデココになります。ナタデココはそのほとんどが水分で、低カロリーです。また、セルロースという便秘予防になる食物繊維が含まれています。
3月19日(金) 今日の給食
今日の給食は、ココア揚げパン、牛乳、ポークビーンズ、グリーンサラダでした。今日は、揚げパンの誕生についてお話しします。揚げパンが誕生したのは、今から約70年前、戦後の食料 不足が問題だった昭和20年代の東京都大田区でした。当時、大田区の小学校で給食を作っていた調理師さんの一人が考えたものです。その調理師さんは、風邪で休み、給食を食べられなかった児童に栄養をつけてもらうため、パンを持っていかせる際、保存がきき、かつ作ってから時間が経過して硬くなったパンをおいしく食べてもらおうと、油で揚げ、砂糖をまぶすことを考案したのが始まりだと言われています。一人の優しい考えから誕生した揚げパンが、今では給食の大人気メニューとなりました。
3月18日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん(こうのとり伝説米)、牛乳、鯵のすだち醤油焼き、肉じゃが、かぶの味噌汁でした。今日はあじをすだちの果汁と醤油で漬け込んだものを焼きました。そこで今日は「すだち」のお話です。「すだち」はみかんの仲間の徳島県原産の植物で、ゆずやかぼすと同じように果肉そのものを生で食べるというよりは、果汁や皮を薬味や風味づけに使う果物です。名前の由来は、みかん類は別名「橘」と呼ばれていて、果汁を酢のように使っていたり、酸っぱい橘ということで「酢橘」といわれ、「すだち」と名付けられました。まもなく6年生は卒業です。すだちを食べて小学校を元気に巣立っていってほしいとの願いを込め、この献立にしました。
3月17日(水) 今日の給食
今日の給食は、キムチチャーハン、牛乳、いかナゲット、ワンタンスープ、ハニーピーナッツでした。今日はキムチについてです。 キムチは韓国語で漬物を意味する言葉「チムチェ」が変化して「キムチ」と呼ばれるようになったそうです。キムチは、もともとは朝鮮半島の寒い時期に備えた保存食であり、野菜を塩漬けしたものから始まりました。 唐辛子が用いられるようになったのは、16世紀に日本から朝鮮半島に唐辛子が伝えられてからです。今日は豚肉、にんじん、たけのこ、白菜のキムチづけを使いキムチチャーハンにしました。
3月16日(火) 今日の給食
今日の給食は、五目うどん、牛乳、大豆のシャリシャリ揚げ、清見オレンジでした。今日は「清見オレンジ」についてお話します。清見オレンジは昭和24年に、日本人に身近なみかんと世界で一番多く生産されているオレンジを交配させ、新しい柑橘類を生み出す計画により誕生したオレンジです。清見という名前は静岡県清水市にある清見寺からつけられました。皮はオレンジよりは柔らかいのでむきやすく、果肉はみかんに似て甘くなっています。栄養面では、ビタミンCと食物繊維を多く含んでいます。さらに、最近がんの予防に効果があると注目されている、βクリプトキサンチンも含まれています。
3月15日(月) 今日の給食
今日の給食は、はちみつパン、牛乳、チキンのこんがり焼き、ボイルブロッコリー、彩り野菜スープでした。チキンのこんがり焼きに使われている「コーンフレーク」についてお話します。コーンフレークは名前の通り、コーン(トウモロコシ)の粉から作られるシリアルの一種で、カリカリとした食感が特徴です。今日は鶏肉にノンエッグマヨネーズを塗り、パン粉、コーンフレーク、パルメザンチーズを混ぜた衣をつけて焼きました。マヨネーズでお肉をコーティングするとやわらかくしっとり仕上がります。また、コーンフレークの食感が良いアクセントとなり、美味しく出来上がりました。
3月12日(金) 今日の給食
今日の給食は、鯛飯、牛乳、チーズはんぺんフライ、若竹汁、いよかんでした。今日のご飯に使われている「鯛」は愛媛県産です。愛媛県の瀬戸内海に面した地域は鯛の養殖が盛んで、天然の真鯛も一本釣りで釣れるので、鯛を使った郷土料理の「鯛めし」が有名です。 かつて鯛めしは神社に献上されたり、漁師が船の中で食べたりと歴史が長く、身近な食べものとして地元の人に食べられてきました。今日の鯛は、3日に登場した「めで鯛すまし汁」と同じく、国の補助金を活用したものをありがたく頂きました。また、果物は、これまた愛媛県が全国一位の生産量を誇っている「いよかん」でした。
3月11日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、豚肉とれんこんの黒酢炒め、えび団子スープ、青のり小魚でした。今日は「黒酢」についてお話します。黒酢と普通のお酢との違いは「原料」と「作り方」にあります。料理によく使われる透明なお酢は、精米された白米で作りますが、黒酢は、玄米を使います。白米に比べて、玄米は、ビタミン・ミネラルなどを豊富に含んでいるので、黒酢は普通のお酢に比べ、栄養が豊富です。また、普通のお酢は、約4か月の短期間で発酵させ、作られるのに対し、黒酢は半年から長いもので3年という長い時間をかけ、じっくりと発酵、熟成させ、作られます。熟成期間が長くなるほど、黒酢の特徴である美しい「琥珀色」が深まり、香りやコクも増し、味もまろやかになります。今日は、豚肉とれんこんをコクのある黒酢を使い、炒めものにしました。