2021年1月の記事一覧
1月22日(金) 今日の給食
今日の給食は、子どもパンスライス、牛乳、手作りコロッケ、ボイルキャベツ、ウインナーとレンズ豆のスープでした。今日のスープには「レンズ豆」という豆が入っています。普通の豆より小さく平べったい形で、名前のとおり、カメラのレンズのような形をしています。豆類なので豊富なたんぱく質があり、免疫力を高め、風邪などを防ぐレシチンや食物繊維も豊富です。まだ日本では、なかなかなじみのないレンズ豆ですが、スープやカレーに入れると甘味が出て、おいしくいただけます。
1月21日(木) 今日の給食
今日の給食は、ビビンバ丼、牛乳、トックスープ、小魚アーモンドでした。「ビビンバ」は韓国料理のひとつです。このビビンバは、「混ぜる」という意味の「ピビム」、ごはんという意味の「パプ」が組み合わさった言葉です。名前の通り、ごはんと具をスプーンでよくかき混ぜて食べる料理です。ごはんの上にのっている肉や野菜類は、唐辛子を使用しているため、少しだけ辛みがあります。唐辛子は、韓国ではよく使われる香辛料で、胃腸を健康にし、体を温める働きがあります。
1月20日(水) 今日の給食
今日の給食は、キャロットピラフ、牛乳、チキンナゲット、白花豆のクリームスープでした。今日は、キャロットピラフについてお話しします。キャロット(にんじん)の語源は、カロテンという栄養素からきました。にんじんにはベータカロテンが特に多く含まれています。このベータカロテンは、体の中でビタミンAに変わり、細胞を強くし、体の抵抗力を高めます。また、粘膜も強くするため、感染症から体を守る働きがあります。さらに、造血作用もあるので、貧血の改善にもつながります。
1月19日(火) 今日の給食
今日の給食は、コーンみそラーメン、牛乳、春巻き、りんごでした。今日は、春巻きについてお話しします。どうして春巻きは「春巻き」という名前なのか、ご存じでしょうか。実は、もともと、暦の上で春が始まる、立春のころに新芽を出した野菜を具材として巻いて作られていました。それを理由に「春巻き」と呼ばれるようになったといわれています。春野菜を巻いたものを食べて、新春を祝い、無病息災を願ったといいます。英語圏では「春巻き」をそのまま直訳して、「スプリングロール」と呼ばれています。
1月18日(月) 今日の給食
今日の給食は、ご飯、牛乳、赤魚の西京焼き、五目煮豆、かき玉汁、みかんでした。西京焼きとは、魚を白みそに漬け込み、焼いたものです。日本では、平安時代から食材を味噌漬けにする保存法がありました。魚は生もののため、海から遠い地域ではすぐに傷んでしまいます。そこで、保存法の一種として味噌漬けがはじまったといわれています。西京漬けを作るには大変な手間と日数がかかったため、しばらくは高級品で、一般的に西京焼きが食べられるようになったのは、室町時代の中期からと言われています。