2020年12月の記事一覧
12月16日(水) 今日の給食
今日の給食は、食パン、いちごジャム、牛乳、豚肉のディアブル、ボイルブロッコリー、白菜のシチューでした。「豚肉のディアブル」は、はじめての献立です。「ディアブル」は「悪魔」という意味ですが、料理では、香辛料やマスタードを使った刺激のあるソースの味がして、オーブンで焼き上げる料理の名前に使われます。今日の給食でも、豚肉をウスターソースとからし粉の特製ダレで味をつけ、パン粉、粉チーズ、パセリを混ぜた衣をつけ、オーブンで焼いて作られたので、この名前がつきました。一見、揚げ物の豚カツによく似ていますが、ディアブルは、油で揚げていない分、カロリーが低く、ヘルシーです。
12月15日(火) 今日の給食
今日の給食は、ねぎまうどん、牛乳、大学芋、野菜炒めでした。今日は「大学芋」についてお話しします。大学芋は油で揚げたさつまいもに甘いみつをからめた日本独自の料理です。大学芋と呼ばれるようになったのは、昔、東京の大学生が好んで食べていたためだそうです。さつまいもには、体調を整えるビタミンCのほか、おなかの調子を整える食物繊維もたくさん含まれています。今日は甘くて美味しいさつまいもを使って、美味しい大学芋が出来上がりました。
12月14日(月) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、酢豚、わかめスープ、みかんでした。酢豚は家庭にも浸透している中華料理です。酢豚という名前は日本で付けられた名前で、角切りの豚肉に片栗粉をまぶして揚げ、炒めた野菜と合わせて甘酢あんをからめた料理です。「酢」はすっぱいから苦手という人もいるようですが、酢のパワーはたくさんあります。疲れをとったり、血液をサラサラにしてくれたり、食べ物を腐りにくくしてくれるなど、良いことがたくさんあります。
12月11日(金) 今日の給食
今日の給食は、黒パン、牛乳、鮭のマヨネーズ焼き、コーンポテト、ボルシチでした。「ボルシチ」は、ロシアの代表的な料理として、世界中に広まった料理です。肉と野菜を長時間煮込んだスープで、ビーツという野菜が入っているのが特徴です。ビーツは、赤い色をしていて、食べると、甘く、ミネラルとビタミンがとても豊富な野菜です。給食で、ビーツを使うのは、この「ボルシチ」だけです。
12月10日(木) 今日の給食
今日の給食は、ごはん、牛乳、厚焼き卵、だんご汁でした。だんご汁は大分県など、九州地方の郷土料理になっています。味噌やしょうゆ仕立ての汁に、野菜と、小麦粉で作った平たい麺や団子を入れます。今日の給食では小麦粉のだんごの代わりに「だまこ餅」を入れました。だまこ餅は秋田県でよく食べられる、うるち米を炊いて、粒が少し残る程度につぶして丸めたものです。だまこ餅が野菜や肉の旨みを吸って一段と美味しくなっています。