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2021年3月の記事一覧

3月9日(火) 今日の給食

今日の給食は、ごはん、牛乳、にしんの照り焼き、切り昆布の煮物、相性汁でした。今日は、にしんについてお話します。にしんは、海に住む体長30㎝から35㎝くらいの回遊魚で、日本の近くの海にも生息しています。春に産卵のために戻ってくる代表的なエリアが北海道で、3月下旬から6月下旬ごろです。この時期のにしんは、卵や白子を抱えて、美味しさが増しています。また、にしんの卵自体も数の子として有名です。今日は、旬のにしんを照り焼きにしました。

3月8日(月) 今日の給食

今日の給食は、山形食パン、いちごジャム、牛乳、鮭グラタン、いんげんとコーンのソテー、ベジタブルスープでした。今日は、鮭グラタンについてお話します。グラタンは、フランス生まれの料理です。「グラタン」は、フランス語で「おこげ」という意味もあり、「オーブンなどで、料理の表面を少し焦がすように調理した料理」のことを差します。そのため、デザート用に作られた甘いグラタンもあります。今日は、鮭が入ったグラタンです。鮭は、一生のうちで、川、海、川の順に、住む場所を変えていく珍しい魚です。数百年前には、一生を川で過ごしていましたが、海は水温が安定していて、えさがたくさんあるので、海水にも適応できるよう進化したと考えられています。

3月5日(金) 今日の給食

今日の給食は、油麩丼、牛乳、きゅうりの漬物、豚汁でした。油麩丼の「麩」は小麦から作られており、他の食材のうま味を吸って美味しくなります。油麩は、油で揚げた麩のことで、フランスパンのような形をしています。油麩丼は、カツ丼や親子丼の肉が食べられないお客さんのために、肉の代わりに油麩を入れて作ったのが始まりと言われている、宮城県の郷土料理です。

3月4日(木) 今日の給食

今日の給食は、タンメン、牛乳、焼き餃子、ひじきの中華炒め、デコポンでした。今日は、デコポンについてお話しします。「デコポン」は、「清美オレンジ」と「ポンカン」をかけ合わせて作られた果物です。へたの部分に、こぶのような出っ張りがある特徴的な形をしていることと、ポンカンからできた果物であることから、デコポンという名前がつきました。甘みがとても強く、酸味は少ないのが特徴です。旬の時期は、2月~4月頃で、ちょうど今がおいしい時期です。特徴的な栄養素としては、丈夫な皮膚や骨を作るために必要なビタミンCがたくさん含まれています。

3月3日(水) 今日の給食

 今日の給食は、ちらし寿司、牛乳、きびなごカリカリフライ、めで鯛すまし汁、ひなあられでした。

 本日、3月3日は、ひな祭りです。もともとは、災いなどを払うために、人形を海や川に流す行事として行われていましたが、現在では、女の子の健やかな成長を願う行事となりました。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、ひなあられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです。ひな人形を飾る行事が日本各地で開催されていますが、鴻巣市では、ひな人形で飾る日本一高いピラミッドひな壇が全国的にも有名になりました。

 今日の給食は、ちらし寿司と国の補助金を使った愛媛県産の真鯛の入ったすまし汁、ひなあられでひな祭りの献立です。給食を食べてひな祭りのお祝いをしました。

3月2日(火) 今日の給食

 

 今日の給食は、ごはん、牛乳、手作り和風ハンバーグ、菜の花のお浸し、ピリ辛味噌汁でした。

 今日のお浸しには菜花を使っています。別名「菜の花」とも言われる、よく知られている春に咲く黄色い花です。今日はその菜の花のつぼみの部分を茹でて使いました。菜の花にはカルシウム、鉄分、ビタミンが多く栄養たっぷりです。ほろ苦く、独特の香りがありますが、春の訪れを感じさせる野菜としてよく食べられます。

 今日のハンバーグは給食室でひとつひとつ丸めて作りました。挽肉にしっかり炒めたたまねぎ、パン粉、たまご、牛乳、さらにカルシウムを補給するためにスキムミルクも入っています。今日は大根おろしをかけ、和風ハンバーグにしました。

 

3月1日(月) 今日の給食

今日の給食は、ツイストパン、牛乳、オムレツ、子ども洋食、オニオンスープでした。鴻巣の給食では7年ぶりに登場の「子ども洋食」です。初めて聞く方も多いかもしれません。ふかしたじゃがいもとねぎ、桜えびを炒め、ソースで味付けしたものです。これは群馬県桐生市で昔から食べられていた子どものおやつで、昭和初期にリヤカーで学校や銭湯の前で売られていたそうです。当時は食料がほとんどなかったため、簡単に作れてお腹の足しになるということで人気があり、当時としてはかなりのごちそうでした。ソース味も珍しいので「洋食」という名前がついたようです。今ではB級グルメとして当時を懐かしんで食べられているようです。