カテゴリ:校長室より
令和5年11月29日(水)全校朝会、12月の生活目標
12月に向けての全校朝会を行いました。
子どもたちは静かに入場し、先頭の児童がハンドサインで指示をしていました。
話を聴く態度も、よく目を見て聞いており子どもたちの成長を感じました。
合わせて、12月の生活目標「心をみがくそうじをしよう」について担当から話をしました。
朝会では以下の話をしました。
皆さん、元気よくあいさつをしましょう。「おはようございます。」
今週金曜日から、12月です。2学期も今日を入れて、18日となりました。あとわずかです。2学期に頑張りたいと思ったことは、できそうですか。最後の頑張りを期待しています。
さて、今月のお話です。
みなさんの学級では、「学級会」をやっていることと思います。様々なことを話し合いますが、ときには自分の考えと
友達の考えが合わないこともありませんか?
そういうときにはどうしてますか?自分の考えを言わずに我慢していますか?
話し合いのとき、なかなか意見がまとまらないときもあります。それは、なぜでしょうか?
それは、それぞれの考えが違うからです。違う考えをもって人と「仲良くする」ということも実は簡単ではありません。
ここで、大事なことは、自分以外の人を自分と同じように大切にするということです。
誰だって、自分のことを中心に考えてしまいがちです。ときには、考えが違う人を無視したり、言葉で傷つけたりすることもあるかもしれません。
でもそれでいいのでしょうか?人は自分の力だけで生きていけるのでしょうか?
人は一人では生きられません。学校は、「仲良く」したり「話し合いで折り合い」を付けることの難しさを知り、どうしたら周りの人たちと仲良くできるのかを練習する場所です。
皆さんは、友達とかかわりながら学校で自分以外の人も自分と同じように大切にするということを学んでいるのです。
一人一人が自分の気持ちばかりでなく、「相手の気持ちはどうかな?」と考え、協力したり、少し我慢したりすることで、より良いかかわり方の一歩となります。一人一人が相手の気持ちを考えることを心がけることで、よりよい学級、下忍小学校になっていくと思います。
以上で今月のお話を終わりにします。